老人の逆走、無謀につき注意! なんちゃってキャノンボール?
中山・大峰山
(兵庫, 大阪)
2023.11.30(木)
日帰り
「キャノンボール」って知ってる?
アメリカ東海岸から西海岸まで5000kmを何でもありルールで速さを競うレースを描いた映画があった。
バート・レイノルズ、ジャッキー・チェンなど豪華スター共演で信号無視、制限スピード無視でアメリカの公道をぶっ飛ばすカーレースである。
日本でもそれに因んで、東京から大阪まで550キロを自転車で24時間以内にぶっ飛ばすレースが行なわれた。
1969年に初めて24時間の壁が破られ、次々と記録更新されたが2017年、35年振りにHideさんによって19時間21分という記録が生まれたらしい。
映画ではなく日本の公道でのレースなので道交法は遵守しなければならない。
そして関西では「六甲キャノンボール」が考えだされたのだ。
こちらは全山縦走路を何でもありルールでぶっ飛ばす映画に近いレースである。
エンジンが付いていなければ馬でも自転車でもスケボーでも何でもOK、健脚なら往復や一往復半というコースもあるのだ。自転車使っても殆ど担いで走ることになるので却って時間は掛かりそうだが。
何でもありルールなので途中でお巡りさんに職務質問されても、キャノンボールに参加中とは答えてはいけないことになっているらしい。補給ポイントではビールやワインも用意されており、スポーツというよりお祭り気分で走るレースのようだ。
片道と一往復半は須磨浦公園スタートだが、パワーと呼ばれる往復レースは宝塚がスタート地点になる。
貧脚ドラゴンはキャノンボールどころか全山縦走いや半縦走も出来ないので、宝塚から逆走コースをどこまで行けるか試してみたのである。
スタートがキャノンボール往復コースと同じ宝塚というだけのなんちゃってキャノンだ。無謀な老人の逆走コーストライアル。
高速道路をバイクで逆走したわけではないので念の為。
因みに、2023年の記録は片道のSPEEDが柳生さんの5時間38分58秒、往復のPOWERが女性の長谷川さんで12時間52分47秒、一往復半のRAINBOWはピッコロさんの17時間33分14秒であった。