世情を憂いし「回天の島」大津島を訪問🖊️
大津島
(山口)
2026年03月15日(日)
日帰り
『人間魚雷「回天」とは』 【周南市回天記念館リーフレットから】
「回天」とは,魚雷に大量の爆薬を搭載し,人間が直接操縦して敵艦に体当たりするという特攻兵器です。太平洋戦争の末期 “天を回らし,戦局を逆転させる” という願いを込めて誕生しました。「回天」の搭乗員の訓練基地の1つがおかれた大津島には,全国から20歳前後の若者が集まり,毎日厳しい訓練を繰り返しました。そして,窮地に立つ祖国を守るため,出撃していきました。
----
緊迫する世界情勢から落ち着かない日々...歴史から学ぶことに解を求め,「回天の島」大津島を訪問するとともに,島山の1つの大津山(砲台山)を巡ることにします🤔
徳山港から旅客船に乗船し,馬島港から大津島に上陸...大津島旧回天発射訓練基地の遺構が残る島に立ち,とても身が引き締まる思いになります。まずは,回天運搬用トンネルを抜けて,回天訓練基地跡のプラットフォームの正面に立つと,戦時中の熱狂と今日の瀬戸内海の穏やかな海面とのギャップを感じてしまいます😑 「回天」に関する当時の画像を展示を見ながら,回天運搬用トンネルを戻り,旧回天整備工場の機密保持のためのコンクリート壁に沿って,鬣山登り口まで歩きます。周南市回転記念館を訪問する前に,魚雷見張所が残る鬣山に向かって,階段の急登を一気に登っていきます💦 魚雷見張所に立ち寄り,ひと登りすると鬣山に到着...大きく深呼吸して,瀬戸内海のパノラマに視線を落とします。
鬣山に引き続いて,そのまま大津山(砲台山)に向かいます🚩 輝く瀬戸内海の海面を右手に見ながら歩いていき,砲台山登山口から登山道を登ります。他のユーザーさんが書かれているとおり,倒木・倒竹が登山道を遮るところがあり,その気持ちの準備ができていれば,それはそれで楽しめます🙂 そんな荒れている登山道を終点まで登ると,大津山(砲台山)に到着...ご多聞に漏れず山頂の大津島砲台跡も草木に覆われ,茂みをかき分けて砲台の遺構を見学します。そして,砲台横の指揮所跡の遺構を見学して,荒れている登山道を下り,周南市回転記念館に向かいます。
周南市回天記念館には,太平洋戦争末期開発の人間魚雷「回天」搭乗員の遺書・遺品,関連資料などが展示されています🔎 当時の熱狂と人びとの悲哀のなかに翻弄される搭乗員の遺書・遺品を拝見すると,胸が締め付けられる思いになります。今を生きている者として,当時の英霊から受け継がれているバトンの重責に身が引き締まる思いです🫡
馬島港から旅客船に乗船し,離れていく大津島を眺め,いろいろと考えさせられた時間を振り返ると,私にとっては,実りの多かった1日の時間の経過となりました。