07:27
8.3 km
592 m
明神池:魚沼
大力山・黒禿の頭・笠倉山 (新潟)
2023.05.21(日) 日帰り
行き先を決めかねたまま、地形図のサイトを閲覧していたら”明神山&明神池”。 破線表示と数年前の秋の記録。「おもしゃそげだな。」 しかし、自分の手におえる山なのか不安でもあった。小千谷の「山の幼なじみ」が何か知っていそうなので、かなり久しぶりではあるが電話で訊いてみたところ、「踏み跡はありそう。」とのこと。それでは、と決行に舵を切った。 4時、家発。石峠トンネルを越えると、細かい雨がフロントガラスに。最終集落三ツ又通過。初めて通る登山口への道は、いつも心拍数を上げる。これ以上前進するのをためらう状況で余地のある所で駐車。車内で準備していると、長岡ナンバーの車両が来たのでいろいろ訊く。彼らは山菜目的とのこと。 彼らより遅れて出立。合流するころにはぶっといウドをゲットしていた。写真をお願いして先へ進む。林道を大規模に寸断する土砂崩れも迂回路があった。越後駒グシガハナルートの林道途中にできるスノーブリッジの小さい版のような所もあり変化に富む。 取り付きを発見できないまま、一回通過、もどってなんとか見つけ出し丈高くのびた草木の海原へ漕ぎ出す。609まで両腕、両脚、靴の中びっしょり。靴下を脱ぎ絞り、インソールも出して干す。ここで朝なのか昼なのかわからないが食事。腰を下ろした時は雲多めだったが、食べ終わり歩きだそうというころにはスッキリとした空に。 609からは頂稜の右を巻くように道がつけられていた。途中から判然としなくなり頂稜を目指し、よじ登った。頂稜に出ても踏み跡らしいものはなかったが、短い区間山毛欅帯があり、そこは順調に進めた。山頂直下も両脇の木々につかまり、じりじり登る。古い記録では祠もあるとのことだったが、三角点すら見つけられなかった。眺望は皆無。池はとても雰囲気の良い所だった。それまでの苦労が報われる思いがした。 池から山頂、そして609までも右往左往。そこからは問題なく取り付きまで降りることができた。 参考:http://www2.plala.or.jp/ja0cno/5353.html 帰路、すもん温泉白石荘。魚沼市外=¥600。休憩室に文庫本など多く、魚沼方面の山帰りには、ここによることが多くなりそうだ。