大嵐山・湯ノ倉山(福島)
2026.06.14 (日)日帰り
実は今日は田代山へ行くつもりだった。
人気の山だし、隣の帝釈山は二百名山だから当然かなり以前に登っている。
今日は田代山湿原でオサバグサなど花を楽しんだ後、帝釈山からさらに馬坂峠へ下り台倉高山に登頂。ピストンで田代山登山口まで戻ってくるという超ロング行程の企画を立てた。
仕事後レンタカーで埼玉を出発。
道の駅番屋で車中泊。
道の駅番屋の駐車場は駐める場所がほとんどないほど車中泊のクルマでびっしりだ。
嫌な予感がする。
翌朝3時半過ぎに起きて田代山の登山口に向かう。
林道の走行が長い。
4時半を回っても登山口の駐車場に到着出来ない。
今日は尺の長い山行になるから4時台には歩き始めていないとレンタカーの返却20時までに帰れなくなってしまうぞ。
以前も来た場所だけどクルマの運転のことなんてちっとも覚えていないのだ。
そして嫌な予感が的中した。
今日は田代山の山開きだったのだ!
麓からシャトルバスが運行される。
夥しい数の人間が登って来るのだ!
人が多い山はごめんだ。
しかも、はるばるやって来た登山口の駐車場はバスの駐車と転回のスペースを確保するため大幅に駐車場所が制限されており着いた頃には駐車スペースが埋まってしまっていた!
完全に心が折れた。
今回の企画は中止。
林道の空いたスペースを探してクルマを駐めてから帝釈山まで行ってもよかったのだが、人がたくさん来るとわかって行くのはごめんだ。
あいさつなんて一言もしたくはないのだよ。
熊を警戒しながら人っ子1人いない山を歩いたほうがましである。
レンタカーを借りてどこにも登らずに帰るわけにはいかない。
自宅PCにある登る山リストを思い出す。
田代山に向かう途中の湯ノ花温泉から登る大嵐山というのが思い浮かんだ。
登山口まで行っておいて急に登る山を変更することは自分にとってはよくあることだ。
だいたいが天候によるもので今回みたいなケースははじめてだと思うが…
せっかく走行してきた林道を湯ノ花温泉に向けて戻ることになった。
さて、大嵐山。
とても地味な印象の山だった。
湯ノ倉山分岐を過ぎて尾根に出るまで展望はない。
山頂からの展望はすばらしい。
七ヶ岳や飯豊連峰、那須や日光方面などがよく見える。
燧ヶ岳は見えるが会津駒ヶ岳が見える場所はわずかだ。
下山時は谷筋を下るが、ここの林相も雰囲気がよい。
悪くない山だったが、周囲をスーパースター級の山に囲まれているためか、静かで地味な印象は変わらなかった。