01:52
2.8 km
291 m
摩尼山
久松山・本陣山・摩尼山 (鳥取)
2024.04.20(土) 日帰り
マニ寺参拝客専用駐車場へ車を停めて参道を歩く。門脇茶屋も源平茶屋も閉業。曇天だが歩みを進めると何だか落ち着いた気持ちになる。 長い石段を登れば隠岐國炊火権現から移築されたとする仁王門が現れ迫力に感動。さらに登って天台宗安楽律院法流喜見山摩尼寺の本堂をお参り。鐘楼も観て、善行寺分院如来堂に上がり廊下を抜けて右手奥の急傾斜の岩場を登る。羊歯が群生し、たくさんのウラジロの対になった渦巻きの新芽が羊歯の葉から伸びて瑞々しい。登りきると北側に展望が開け一休み。緩やな尾根道を進めば辺りには豊かな彫りをあしらった石仏達が並ぶ。尾根道から北にそれて摩尼山頂上へと林の中を登る。357mの頂上プレートが掛けられた頂上は展望がないので再び林の中を下り尾根道に戻り林間道を登る。登り切った大岩からは、初めて少しだけ見えた青空のもと西側の山並みを眺める。南へ少し進むと鷲ヶ峰の立岩と賽の河原、鐘楼跡、地蔵堂跡があり、案内図では立岩山山頂展望公園となっている。帝釈天像が立つ後ろに聳える巨石には行者が修行で登るために使った鎖も残されていた。独特の霊験あらたかな空気感に包まれて眺望を楽しんだ後は、北西へ10分ほど桧の植林帯を歩き分岐点へ向かい往路へ合流し如来堂へと下山しました。 帰途はホテルモナーク鳥取の鳥取温泉「おしどりの湯」でくつろぎました。良い一日でした。