名前も知らない謎の山でアルプス縦走の練習してきた話(千早口駅周回)
金剛山・二上山・大和葛城山
(大阪, 奈良, 和歌山)
2026年04月19日(日)
日帰り
唯一の足であるバイクが不調。
昨日から入院中。
ただ、それを理由にこの快晴の日曜日に山に行かないのはさすがにもったいない。
ということで、とりあえず
「駅からアクセス可能」「標高差1000m以上」「5〜6時間」
という条件で山探し。
前回も書いたが、昨年秋以降
1日で標高差1000m超えの山行はやっていない。
このままだと、テント担いでの夏のアルプス縦走は普通に無理。
関西で駅から行けてこの強度といえば六甲山が定番だが、さすがにもうお腹いっぱい。
ということで今回は“行ったことない山縛り”で探すことに。
そして見つけた。
……が、
最寄り駅も山も、まったく聞いたことがない。
ザ・マイナー。
今回は完全にトレーニング目的。
普段なら山の情報を調べて「ここ登りたい」となるが、今回は違う。
山の名前も知らないまま
「1000m超えで歩けるならOK」
という雑な基準で決定。
目的はただ一つ。
冬の間に蓄えた脂肪の処理。
■ スタート
最寄りの千早口駅に到着。
第一印象。
何もない。
駅前といえばコンビニやら何やらあるイメージだが、本当に何もない。
かろうじて自販機のみ。
ザ・ド田舎。
ここを起点にぐるっと周回するコース。
よく分からない山々を縦走するが、せっかくなのでピークはできるだけ踏む設定。
民家の脇を抜けるとすぐ登山口。
入口には小さな神社的なものがあったので、一応安全祈願。
■ 前半戦
マイナーな山なので荒れているかと思いきや——
めちゃくちゃ整備されている。
標識あり、ピンクテープあり、道も明瞭。
普通に歩きやすい。
「あれ?思ってたより全然いい山じゃないか」
とか思いながら進んでいると、一つ目のピークに到着。
その後もいくつかピークを通過しながら縦走。
名前は覚えていないが、とにかくピークは踏んでいる。
たまに砂と落ち葉で滑りやすい急下りがある程度。
(ちなみに一度しっかり転倒)
地味だが悪くない。
■ 中間イベント
気づけばコースの半分終了。
一旦下界に降りて道路を横断し、再び山へ入る流れ。
ここで事件発生。
道の脇に「たこ焼き」の看板。
これはもう仕方ない。
吸い込まれるように入店。
たこ焼きとコーラで乾杯。
登山中とは思えない補給。
もはやトレーニングなのか観光なのか分からなくなってきた。
■ 後半戦
第二ラウンド開始。
山の雰囲気は前半とほぼ同じ。
登山道も歩きやすい。
そして後半戦一つ目のピークに到着。
ここまでは順調。
……だったが、
ここから急に足が重くなる。
原因は明確。
運動不足。
「なんでこんなことしてるんだろう」
という感情がじわじわ出てくる。
ただ、ここでやめるわけにもいかないので、そのまま惰性でピーク回収。
もはや登山というよりスタンプラリー。
■ ゴール
なんとか千早口駅に帰還。
達成感はあるが、それ以上に疲労感が勝つ。
で、冷静に振り返る。
今日、6時間近く山を歩いた。
ピークもそれなりに踏んだ。
……のに
山の名前、ほぼ覚えていない。
カメラフォルダには証拠写真が残っているが、
「どこ登った?」と聞かれても答えられない。
情報ゼロ登山の弊害。
■ 結論
今回の山行を一言でまとめると
「トレーニングとしては正解、記憶としてはほぼゼロ」
これに尽きる。
・標高差1000mクリア
・6時間行動
・しっかり疲労
と、トレーニングとしては申し分なし。
ただし
・山の名前覚えてない
・ピークも曖昧
・記憶も薄い
と、内容はかなり希薄。
ただ一つ確実に言えるのは
思っていた以上に整備されていて
普通に良い山だった。
そしてもう一つ。
こんなに天気の良い日曜日に
6時間歩いて
誰にも会わなかった。
やっぱりマイナーすぎる山だったらしい。