【伯耆大山】別山バットレス中央稜
大山・甲ヶ山・野田ヶ山
(鳥取)
2026年03月11日(水)
日帰り
鳥取出張のついでに
伯耆大山の冬季アルパインルート
別山バットレス中央稜を登ってきた
何年か前にもっさんに連れてきてもらった時はフォローでも怖くてロープにぶら下がりながら引き上げてもらったので改めて今の実力を試したかった
こうして迎えたこの日
大山にしては珍しく朝からずっと晴れ☀️
一時、雪が溶けて今シーズンは終わったと諦めていたけどここ数日間の寒波で再びどっさり積もった‼️
絶好のアルパイン日和✨
元谷あたりでは途中までトレースを追って快適だったけど、雪崩も怖いので途中から弥山沢の方へは行かず、右の尾根をまたいで別山直下から腰ラッセルで一直線に末端尾根を目指した
おかげでかなり体力と時間を削られたけど仕方ない
寒波が来るってことはトレースは消えるってことやもんね(笑)
末端尾根へはもっさんが登った左の岩の壁ではなく、樹林帯を選択
ここでロープを出した
振り返るとソロのクライマーがトレースを追って登ってきた
『ソロでバットレス登るってすごいっすね』なんて話したけど、平日休みなので一緒に登れる仲間がいないらしい😭
めっちゃ分かる‼️
そして、改めて自分と一緒に遊んでくれるメンバーに感謝せなあかんと思った😊
さて、
末端尾根の取付きでロープを出してそのままスタカットで登ってったんやけど中央稜の岩壁取付きの支点まできて分かったことがある
前回はヘボかったオレのためにもっさんロープ出してくれてたんや‼️
斜度はエグいところもあるけど樹林帯と簡単なリッジや雪稜はフリーで登れる
あの日、取付きからすぐのところで怖くて仕方なかった場所はどこだか分からなかった(笑)
おかげで大幅に時間はかかったものの安全に支点までくることができたのでよしとしよう
さあ‼️
いよいよここからがバットレスの岩壁‼️
垂直に感じるようなアホみたいな斜度の壁にアタック開始‼️‼️
前と比べて雪は無く、岩は剥き出し💦
隙間や苔は凍っているのでアックスガチ効きで快適やけどね
ただ、数年前のことなので記憶は曖昧
それに答えが分かって登るよりも自分でルートファインディングがしたいので時間はかかる💦
もっさんに引き上げてもらった核心部はリードすることができたのでちゃんと成長はしてるみたい(笑)
このルートの特徴としては、斜度がメチャクチャ立ってて垂直に近いと思える壁を登ることを強いられるんやけどとにかく支点が取れない
取れても頼りない灌木とか木の根、崩れそうな岩など『これで安心』と言える支点が少ないので使えるものは全部使って登った
カムはあればベスト
一番の核心部はもっさんが登った浅いルンゼ状か左の岩を選べるが、経験のある浅いルンゼ状を選択した
一番下にハーケンがあったがサビサビだったのでその下のクラックにもカムを決めた
下部は足が決まりにくいけど頑張って2歩ほど立ち込むと残置スリングに手が届くのでヌンチャクをかける
あとは岩の隙間にアックスをキメたり、アイスクライミングの要領で立ちこんだり、岩を掴んで登ったりして15mほど全く支点が取れない雪稜をクリアすれば頑丈なピナクルがあるのでやっと一息ついた💦
滑落したりテンションかけたりは無かったので、フリーでも大丈夫なんやろうけど落ちれば絶対に助からない斜度なので怖かった〜😱
ロープがまだ残っていたのでギリギリまで登り、頂上かと思ってた場所まできたらまだまだ岩壁が待ち構えていた
時間も押していたのでその先は支点を一切取らずに別山頂上まで登り切る
別山登頂‼️‼️‼️
もっさんと登った時は頂上は雪だったけどこの日は岩が剥き出しでボロボロのナイフリッジ😱
まともに立って歩けず怖い思いをしながら核心部の吊り尾根へクライムダウン
クライムダウン自体は余裕やったけど、吊り尾根のリッジは半分岩が剥き出しでめっちゃ怖い
しかもその岩を掴むと簡単に崩れ落ちる💦
かといって雪のある面に足を置いても滑り落ちていく斜度なので結局またがって突破した
ここさえ突破すればあとはビクトリーロードだと思ってたんやけど、それはトレースがあっての話(笑)
ここ数日の寒波でどっさり雪を蓄えたリッジや雪田はとんでもないラッセルでひどい場所では身長くらいの雪を掘り進んでいった
どのラインを進んでも固くて浅い場所か無い💦
やがて日が暮れて闇夜のラッセルを強いられる
バテバテで足も攣り必死でリッジを進むと暗闇に稜線のピークが薄っすらと見えた‼️
ゴールやと思って登ると垂直に近い雪壁
ガチガチに凍っている
アイスの経験がなければ無理な場所
ただ、前回垂直の氷を登っているので怖さはない
アックスやアイゼンが決まりやすい緩い氷瀑のつもりで登るとついにてっぺんに出た‼️
が‼️‼️‼️‼️‼️
その先に登山道は無く空が見える
そこは両サイド切れ落ちたナイフリッジだった💦
リッジの先端を左に曲がり進んでいくとやがて雪のリッジとなる
暗闇なのでアックスを刺してみると奥の方には地面が無い💦
まさかの頂上ラッセルで体力も限界近い💦
それでもようやく弥山の登山道の尾根の直下まで来た
暗闇なのでルートファインディングする余裕も無く、そのまま直登することにした
この壁がアイスのように固く斜度もエグい
大山でアイスクライミングをする羽目になるとは想像してなかった(笑)
アナ雪修行しててよかったと思いながら乗っ越すとようやくなめらかな地面が見えた‼️
登山道に到着‼️‼️‼️‼️
安全地帯‼️‼️‼️‼️
しかもこの日は天気も良くトレースもバッチリ
体力は使い果たしていたのでここからはゆっくりのんびりと時間をかけて下山した
疲れたーꉂ🤣w𐤔
うはははは‼️‼️‼️‼️
新雪直後の別山は
登ってからのラッセル地獄が大変
あなたもドカ雪後の頂上ラッセルに挑んでみませんか??
(笑)