まさかの大怪我、その後も大変だった三原山(三原新山)・剣ガ峰
伊豆大島・三原山
(東京)
2025.03.10(月)
日帰り
昨年の神津島で島登山にはまり、同じ友人を誘って伊豆大島へ🏝️
3週間前から天気とにらめっこで、船の予約をしてはスルーを何回も繰り返し、最終日に風も収まりそうとのことで1週間きったホテルのキャンセルギリギリで行くことに😅
寒波で雪がちらつく中船に乗り、神津島の時は出港も危ぶまれましたが、今回は無事到着😅
1日目は、せっかく椿祭りをしているので椿みたり、観光や買い物でまったり。まさかの次の日に大怪我をするなんてこの時は思いもよらず、
「帰りは島寿司かなぁー」
とか
「温泉はいってー」
とか
「岡田港であのお土産買おう😚」
とか夢はいっぱいだったわけで…
8時20分発の元町港から山頂口までのバスに乗り(900円、1日、2日乗車券は結構乗らないと元とれません)、途中で運転手さんのガイドもあり、富士山も見える超山日和なわけです。
間違って展望台の方に行っちゃいましたが、三原神社の下宮をみたから良しとしよう😅
頂上までアスファルトの舗装道路。おしゃれな観光客もいるし、スニーカーでも確かにいける感じ😅
予報通り午前は風が強く、山頂もピューピューで寒い🥶冬装備で良かったかな。
山頂からは終始、富士山も見え、展望良きです😍
で、火口西展望所なるものがあるので、道があればそりゃー行きたくなりますよ。友人は火口が見えるのは違う所だから行かないと。これ、正解です。大怪我してまで見る価値はなかったです。
展望所からすぐ、友人に追いつくべくちょっと小走り気味になった時、風にあおられたのか、あぁぁぁーーーとコケ、デジカメとGoproを思わずかばったからか、アスファルトのまっ平らな舗装道路で、本人もびっくりするぐらいの大怪我。パンツは思いっきり破れ、血だらけになりました。宮之浦岳の下山中にコケて実は剥離骨折してた件から、テーピングと絆創膏・消毒液(ただ使用期限切れてましたが💦)だけでなく、ストレッチやら(さぼり気味)、低山でもなるべくストック持って行くようにと、これでも一応気を付けてはいる方なんです😨でも夏にもコケて靭帯痛めてますが💦
とりあえず、手拭いで血を止めて展望所まで戻り、応急処置。たまたま持ってきていた大判のウェットティッシュも役に立ちました。
とりあえずさっさと下山して処置しないとと焦りながらもお鉢巡りは楽しみたいし、写真は撮りたいしと、なんかあっという間の時間で、大島温泉ホテルまで下山しました。
ここからは登山に関係ありません。怪我した時の参考にしてください。
***
大島観光ホテルで、一応、応急処置セットなるものがあるか聞き(大きな絆創膏とか欲しいなと思いつつ、聞いたところで何をしてもらいたいのか自分でもわかっておらず(苦笑))、元町に整形・形成外科?があるか聞いたところ、医療センターがあるとのこと。下りのバスが来るまで時間があったので、早速医療センターに電話。事情を話し(3時間半後にはジェットが出航するので応急処置して欲しいと)、仮カルテを作るとのことで、13時半に行くと伝えました。
赤門ホテルに荷物と友人を残し、10分ほど歩いて医療センターに。
保険証もマイナンバーも持っていたので、受付に行くも、電話した甲斐があったのかないのか、普通に順番待ち。特に患者さんもいなかったので10~15分後には診察してくれました。
レントゲン3枚とって、14時10分過ぎ?ぐらいに治療室へ。
船に乗るには、元町発の最後のバスが14時50分。間に合うかどうかもうドキドキ😰友人には随時メッセして、荷物をパッキングしてもらいました💦
レントゲン技師さん、看護師さん、共に、登山ですが普通の舗装道路でコケたんです、というと、このケガで???と。登山の格好もしているのに?的な(苦笑)
整形の先生、今混んでいるのでちょっと待っててくださいと。で、
「いつ帰るの?」
「今日です」
「!」
と一気に慌てふためく。治療にあたる医師が忙しいからと、問診できる他の先生呼んだり、問診票書いている間に、処置してもらったりと、もうてんやわんや。
点滴して、破傷風の注射もうち、結果、9針縫いました。
紹介状も無記名だと書けないからと、とりあえず以前通っていた整形外科の名前で書いてもらい、急ぎ受付へ。
受付さんも、急いで計算しています!という間に、タクシー呼ぶも、2か所に断られ万事休す。3か所目の宮本交通がいけるとのこと。
処方箋もらうも、浜松町あたりの薬局でいいかと、いまかいまかとタクシーを待つ(これが後で大変なことに)。
「前の車が遅くてね」とおばちゃん、飛ばせるところはめっちゃ飛ばしてくれた。めちゃめちゃ御礼して、無事10分前に港。もう焦りまくりでした💦
で、ここからが問題発生。処方してもらった薬がどこにも置いてない!浜松町で3軒当たるも流通が少ない薬でないと。医療センターに電話するも、担当医師と薬局が既にいない。親切な薬剤師さんが近くのクリニックで相談してみたら、と助言。クリニックの受付さんも他の薬局に聞いてもらってもない!医療センターの看護師さんと話すと、今日は点滴打ってるので大丈夫だけれど、明日以降は抗生剤は必要でしょうと。
次の日、医療センターから電話があり、違う薬にするにも処方箋の郵送に時間がかかるとのこと。どっちにしろ病院で見てもらうなら新しく処方してもらったほうが早いと。お金で何とかなるならもうそっちでいいです💦結果、水戸の薬局にも複数電話しましたが、ありませんでした。
紹介状書いてもらった家の近くの医院が、院長先生が体調悪いようで診断時間が変わってしまい、車でしか行けない別の医院に行き、診察してもらいました。紹介状はもう使わないので、そこで開封してもらい、新しく処方してもらい無事薬をゲットしました。
医師曰く、マイナーな薬だったようです。
医療センターの皆様、宮本交通の運転手さん、薬局やクリニックの皆さん、皆さん忙しいだろうに、とても親切にしていただきました。ありがとうございます。
皆様も怪我にはお気を付けください。
何かの参考になれば幸いです。