八丁山・清八山・本社ヶ丸
三ッ峠山・本社ヶ丸・鶴ヶ鳥屋山
(山梨)
2025.05.04(日)
日帰り
河口湖駅5番乗り場から、天下茶屋行きのバスに乗り込みました。毎日運行ですが、河口湖駅9:50発の一本のみ。EVバスなので山道もスイスイ登って行くようです。ほとんどの乗客は一本前の三つ峠登山口で下車しました。
天下茶屋の目の前には、大きくて美しい富士山の姿がありました。開始早々気持ちが高揚します。稜線の御坂峠に出るまで九十九折りの急登です。しかし、出発時点で既に標高1,300m弱に達しているため、30分の辛抱です。稜線からは再び富士山や三つ峠山まで見渡せます。小ピークを次々に通り過ぎ、八丁山に達する辺りから、南アルプスが見えるようになってきました。概ねフカフカの歩きやすい道で快適ですが、ピーク前後は岩場が多くなるので気をつけながら前進しました。
清八山に到着する頃には上層の雲も取れ快晴の青空になりました。真っ白な富士山が本当に良く映えます。八ヶ岳、奥秩父まで見渡せます。本社ヶ丸へはいったん清八峠に下りてから登り返します。岩場が多く大変難儀させられました。ルートを見失わないよう必死で進んでいきます。遂に本社ヶ丸に到着。頂上は清八山より狭いのですが、雁ヶ腹摺山や滝子山まで見通せます。もちろん、富士山の景観も素晴らしい。この二つのピークはどちらも本当に素晴らしく、仲良く秀麗富嶽に選ばれているのもうなづけます。
必死の思いで清八峠に戻り、今日同じバスだったご夫婦と会話して、笹子駅に向かって下りていきます。昼食は、どちらの山頂も狭く風が強かったため、笹子駅への下山路途中にあるベンチで作ることにしました。今日はシーフードオムレツです。まず、バターとコンソメで冷凍のシーフードミックスを軽く炒めます。そのあと、米一合に対し、トマトジュース200mLと水100mLを投入。米を炊き終わって生卵2個分をメスティンに回しかけ15分蒸らします。トマトジュースで炊くと、火から下ろすタイミングを読みづらいです。実際に食べてみると米粒にも芯がなく、成功と言って差し支えない出来栄えでした。
この時点で、既に16:30。標高約1,300mを600mまで下りなければなりません。慎重にかつなるべくスピーディーに下りて行った結果、登山口に17時過ぎ、国道20号に18:00過ぎに到達し、笹子駅に日没直前の18:30頃に到着できました。
ゴールデンウィーク三回目の山行ということで軽めの登山にしたつもりでしたが、快晴の下、富士山や周りの山々の景観を心行くまで楽しんだ一日でした。