未丈ヶ岳でまさかの藪漕ぎ
未丈ヶ岳
(新潟, 福島)
2025年11月08日(土)
日帰り
未丈ヶ岳の山行記録を目にした。そういえば、毎年候補には上がるものの結局行けてないので今回行ってみる事とした。
泣沢待避所登山口
6:40頃にシルバーラインの泣沢待避所に到着。例のシャッターを目の前にするとでっかい。これ上げられんの?と思いながら力を入れるとやっぱり重いっ。重量挙げのごとく両手で上げられるところまで上げたら車を外に出してまた閉める。
すでに遠方からの先着様2台と奥の駐車場にも2台。支度をしているともう1台が到着。一人だと心細いのでちょっと安心。
登山開始
天気は曇りで少し寒い中を歩き始める。すぐに渡渉点に到着。都合3か所の渡渉点があるが、濡れているのと苔で岩が滑る。2つ目と3つ目の渡渉点では水量多く山行記録を参考にコメ袋をはいて水濡れ予防して渡渉無事完了。
渡渉後に5mほど鎖を頼りに登山道に復帰。
意外にも踏み跡がしっかりとあり、歩きやすい。藪っぽいのかと思ったのでこれまた一安心。
樹林帯を抜け、尾根道に出ると空は曇り。天気予報では9時ころから晴れ予報なのだが遅れているようだ。
隣の尾根は紅葉が最高潮。右側には雪を纏った中ノ岳と雲に隠れたエチコマが見える。この時点ではエチコマではなく八海山と思っていたが、後でここから見えるわけないと気づく。
未丈ヶ岳が見えてきた。1400mあたりから霧氷が残っているようだ。近くに行くまで残っていてくれと願いながら歩を進める。
日向倉山からの稜線がほぼ水平に繋がっているのが見える。残雪期に歩こうと思っていた尾根。ぜひ来年は行ってみよう。
霧氷地帯に到着。カサカサと溶け落ちる音がする。
未丈ヶ岳頂上
すぐに頂上に到着。先着様あり。
薄曇りの空の下、360度展望してみる。近くの山は何かと訪ねてみると毛猛山だと。この辺りを毛猛山塊と呼ぶと教えていただく。その奥には、なで肩が印象的な守門岳、右に鬼ヶ面山が見える。反対側に目を移すと日光白根山、燧ケ岳の双耳峰が霞んで見える。
見事な草紅葉
おにぎりを頬張っていると頂上直下には見事な草紅葉があってこれ目当てに登ってくる人が多いのだと教えていただいたのでちょっと寄ってみる。
頂上のすぐ下から金色の海が広がっているよう。日向倉山につながる踏み跡をたどって少し進んでみるが、回り込んでいるので水平稜線までは見えなかった。
北側にはなだらかに下っている草紅葉の黄金色の草原と青空のコントラストが美しい。
下山開始
下山時は空気が妙に生温かく、汗が出る。尾根道をルンルン降っ て樹林帯に突入すると、木の間から朝は見えなかったエチコマが雪を纏って一段と映えている。
渡渉で失敗
どんどん降って奥の渡渉点に到着。米袋を履いて難なく通過する。登山道のとりつきが不明瞭でここで合っているのか不安になりながら歩くと色褪せたピンテが現れ、ほっとする。2つ目の渡渉点で、上流側に移動して渡りやすそうなところを選んで渡ってみた。岩が張り出して登山道の取り付きまでは行けそうにない。対岸には戻りたくない。崖上を見ると何となく踏み跡のような気配があるので取り付いてみる。7,8mほど登りこれは明らかに違うなと思ったが、崖の上まで10数mなので思い切って上ってみる。藪の中を漕いで稜線に出るがそこもまた藪。稜線には日が差しこんでいるのが救い。
耳を澄ますと熊鈴の音がする。登山口まであとわずかなのに大失敗。前にも下降点を間違えて藪漕ぎ大いに肝を冷やしたことがあって焦りが募りyamapで何回か現在地確認してみる。見えないが50m先に登山道があるはずだと枝をかき分けながら下降点を探す。谷側に入るとほの暗くよく見えない。垂れ下がる木の枝を伝いながら崖を何とか降って一番手前の渡渉点上の登山道に復帰できた。
すぐに平坦路に出て大いに安堵する。
すぐに登山口に到着。
対岸を意識せず渡りやすいところを選んだことが失敗の原因でした。単に高捲きが長かっただけとも思いましたが、大いに反省した山行となりました。