薊岳・井光林道終点からのマイナールートでピストン
桧塚奥峰・明神岳・薊岳(三重,奈良)
2026.05.31 (日)日帰り
井光林道は7月から全面開通予定ですが、それまでの間も土日は工事が休みのため通行できると聞き、歩いてみることにしました。 一方、麦谷林道は崩壊により2011年から長期間通行止めとなっています。地蔵越え近くの無線塔は、もともと麦谷林道を利用して保守点検が行われていたはずです。麦谷林道が使えないとなると、どこかに代替ルートがあるのではないかと思い、地図を眺めているうちに「井光林道からアクセスできるのではないか」と考えました。 もし無線塔まで道がつながっていなければ、井光林道終点から標高差約200mを尾根伝いに登るつもりで出発しました。 井光林道終点に車を止めて周囲を見渡すと、車止めの先に作業林道が延びています。「もしかして」と思いながらたどっていくと、その予感は的中。林道は無線塔まで続いていました。 無線塔から地蔵越えまでは尾根をショートカットして歩き、地蔵越えからは稜線沿いに続く麦谷林道をたどります。二階岳手前で林道を離れ、山道へ入りました。そこからは尾根伝いに二階岳、木の実矢塚を経て薊岳へ向かいます。 薊岳山頂からの展望は素晴らしく、遠くには鈴鹿山脈、六甲山地、大峰山脈、大台ヶ原方面まで見渡せました。360度の大パノラマを楽しみながらしばらく休憩した後、雰囲気の良い木の実矢塚山頂で昼食をとりました。 ただ、この季節は小さな虫が非常に多く飛び回ります。モスキートネットは必携ですが、この日はうっかり忘れてしまいました。そのため昼食を早めに済ませ、下山を開始しました。 下山時の注意点として、薊岳から地蔵越えへ続く稜線は、南東から南へ、さらに西へと大きく向きを変えていきます。GPSの軌跡を見ていただくと分かりますが、私は木の実矢塚の南側と二階岳の南側で、それぞれ別の尾根へ引き込まれそうになりました。いずれも早めに気づきましたが、この区間では小ピークや尾根の分岐ごとに現在地を確認することをおすすめします。 このルートには目印のテープがほとんどなく、登山者にも一人も出会いませんでした。その一方で、ニホンカモシカに出会うことができ、一般登山道とはひと味違う静かな山歩きを楽しむことができました。






