御巣鷹の尾根登山口-大蛇倉山・高天原山登山口-高天原山 往復コース
日帰り
04:06
4.8
km
729
m
コース定数
16
(ふつう)
御巣鷹の尾根に位置する大蛇倉山と高天原山は、日本航空123便墜落事故の慰霊登山として知られています。このコースは、事故から40年を迎えた今も多くの登山者が訪れ、犠牲者を偲ぶ場所となっています。 登山口からは整備された道が続き、昇魂之碑を経由して大蛇倉山へ向かいます。ここでは、北岳や八ヶ岳、金峰山などの美しい眺望が広がりますが、天候によってはガスがかかり視界が悪くなることもあります。特に、山頂付近は急登が続き、体力を要するため、初心者には少々厳しいかもしれません。登山者の中には、子供連れや初心者も見かけましたが、健脚者向けのコースと言えるでしょう。 高天原山へ向かう道中は、シダやシャクナゲの藪漕ぎが待ち受けており、倒木も多く、アスレチックのような感覚を味わえます。特に雨上がりは道が滑りやすくなるため、注意が必要です。登山者の中には、道を見失いそうになった経験を語る方もおり、しっかりとした準備が求められます。 このコースの魅力は、ただの登山だけでなく、事故の記憶を風化させないための慰霊の気持ちを持って歩くことにあります。多くの墓標や遺品が点在し、訪れる人々はその重みを感じながら登ります。特に、U字溝と呼ばれる事故の接触地点では、機体の残骸と思われるものがケルンに積まれており、訪れる者に深い感慨を与えます。 周辺には温泉や食事処もあり、登山後には「しおじの湯」で疲れを癒すことができます。登山の後の温泉は、心身ともにリフレッシュできる最高の楽しみです。アクセスも良好で、駐車場は整備されていますが、特に慰霊登山の時期には混雑するため、早めの到着をおすすめします。 このコースは、自然の美しさと歴史の重みを同時に感じられる特別な場所です。登山を通じて、過去の悲劇を忘れず、未来に向けての安全を祈る気持ちを新たにすることができるでしょう。







