07:58
12.2 km
1163 m
猿山捜索(8)
天城山・鉢ノ山・三筋山 (静岡)
2024.03.09(土) 日帰り
猿山捜索(7)に引き続き本日荻の入り川奥のゲートから二本杉林道の498m標高点へ進み涸沢歩道を登り750mのコルから水涸歩道を辿った。 以前から北側への杣道らしきが存在することは知っていたが伊豆森林計画区森林計画図24(全34)1/5000に水涸歩道が記載されていた。 国有林の図面(伊豆森林管理署):https://www.rinya.maff.go.jp/kanto/map/22izu/izu-map.html この水涸歩道はほぼ水平歩道で標高が750m付近に位置している。石積みも確認されたが沢筋はほぼ道は消失していた。ガレている地点は高巻きをしながら北側へ進み猿山の主稜線である962m標高点から見て東側の沢を攀じ登った。 その後、962m標高点から北西へ落ち込む二つの尾根筋で北側に位置する尾根を降って南側に位置する尾根から登り返した。962m標高点から850m付近には石楠花が群生していて勾配はきついが850m付近からは緩くなる。 その一帯はヒノキ林の植林地で滝見林道まで続く。 北側の尾根から滝見林道への着地点は問題がないが登り返しの尾根に取り付くには少々力がいった。 猿山への主稜線手前辺りで左足太ももが攣り始め例のツムラ68シャクヤク甘草湯を服用する。 主稜線へ出てからも時たまピクピクと来ていたがだましだまし歩き猿山の三角点を通過し横たわったヤマグルマの木を通過して行く。 時たま来るピクピクに傾斜地を下るのは気が重くコンパスとGPSを見ながら降下していったのであるがここで大ミスをこいてしまった。 と言うのは横たわったヤマグルマの木を通過して南東方向へ下て行くのであるが788m標高点を805m標高点と思い込んでしまっていてGPS方向で確認し後はところどころにあるピンクテープを辿ってしまったのである。750mコルに着いたと思ったところ750mコルの光景ではなかったのである。一瞬頭が白くなるも位置確認し猿山の大杉の西側へ下てしまっていたことに気づく。 この時498m標高点へは16:50頃には着くなと思ていたのであるが。 足もピクピクするし・・・ここで一呼吸入れる。リュックサックをおろしヘッデンを頭にセットし暗くなっても下れる準備をした。 猿山の大杉を通過し750mコルから498m標高点から無事ゲートへ17:15下山しました。 本日も行方不明者の手掛かりとなるような物の発見には至りませんでした。