鼻曲山・氷妻山・留夫山(群馬,長野)
2026年10月18日 (日)日帰り
軽井沢駅から出発する。民宿高原から御代田駅でしなの鉄道の始発に乗り軽井沢へ向かう。早朝なのでガラガラで駅前も散歩する人がパラパラ歩いている程度だった。改札で昨日の篠ノ井から岩村田までの運賃の精算をし、出発する。
駅から商店の続く真っ直ぐな道を進む。早朝から営業しているカフェもあるが人通りは少ない。途中、観光協会横のトイレに入るが、なんと暖房が効いている。気温は6℃程度だった。旧軽井沢バス停から商店やホテルの密集した通りに入る。このあたりでは観光客が散歩している。お宿つるやを過ぎたあたりから森の中の道に変わる。矢ケ崎川を渡り少し上っていくと旧碓氷峠見晴台への分岐となる。靴を履き替え、熊スプレーをリュックから出し準備する。ここから地道に変わり砂利道を歩いて行く。
美しい森の中に別荘地が点在する。風景を楽しみながらブラブラ歩いて行く。橋を渡ると登山道になる。しばらく行くと跨道橋で別荘地内の道路を渡る。この辺りには眺望はないが、森の中に緩やかな上り道がつづいて行く。歩きやすいように緩やかな勾配に設計されている?峠付近で別荘地の舗装道路道路と合流する。そこから少し急な道を上ると、すぐに見晴台に到着する。
ここは長野県と群馬県の県境で両県の標識と石を並べた簡単なモニュメントがある。最初の見晴台からは群馬側の山々がきれいに見える。今日は快晴で絶景だ。群馬側の山を見ると、見たこともない様な山々の姿がある。稜線はギザギザで、垂直に切り立った壁があちこちにあり、ハーフドームや尖った塔のような形のピークが連続する稜線が見える。この異様な風景に圧倒され、しばし見惚れる。少し先に進むともう一つ見晴台がある。ここからは長野県側も望め、浅間山がきれいに見える。少し霞んでいるが雲一つない快晴のなか、ぐるりの山々の眺めを楽しむ。峠まで車できて、ここまで歩き景色を楽しむ観光客もいる。
見晴台から下ると「力餅」の店があり、開店前から観光客が並んでいる。向かいにある熊野皇大神社へお参りに行く。県境にあり、長野県と群馬県で別々の社務所がある。群馬県側の社務所でお守りを買う。新宮の速玉神社に「いちい」の木があったことを話すと、神社の方も知っているようだった。
峠から少し下ると「長坂」に入り、山道を下って行く。ここからは樹林の中の道になり眺望は効かない。少し急な下りとなる。所々に謂れを解説した小さな案内板がある。しばらく下るとまた緩やかな下りになる。やがて尾根道になり刎(はね)石山の山頂を過ぎ、しばらく行くと急な坂道となり一気に下って行く。舗装道路にでると碓井小屋がある。ここで一休みする。この先から舗装道になるのでランニングシューズに履き替える。
この辺りは自転車で上ってくる人が多い。後で調べると、「碓氷峠Mapleヒルクライムin安中2026」という大会が開催されていた。碓井小屋から少し下ると坂本宿の標柱が現れる。真っすぐな道が通っている。道は拡幅されて広い道路になっている。北側に古い民家の建物がある。「かぎや」の説明板や脇本陣永井家記念館などもあり風情のある町並みが残っている。上信越自動車道の下をくぐり水神宮、薬師の湧水を過ぎ川久保橋を渡る。妙義山や周囲の山々がきれいに見える。
しばらく進むと碓井関所跡に着く。一休みしているとここを管理している方が関所について説明してくれる。地元の方が関所の資料を保存して、多くの資料が残されているとのこと。今ある関所の門は、一旦解体された門の材料が保存されていたので、復元できたとのこと。詳しく関所や建築物の説明をしていただいた上にパンフレットやご自分で収集された手形の写しもいただいた。こういった熱意のある人のおかげで史跡が守られるのかなと思った。
集落の中の道を進むと横川駅に至る。駅の脇に釜めしの売店があり食事をする人も多い。駅前の店舗は「本日満員」の札がでている。以前、ここの釜めしを食べたことがあるので今回はパスする。鉄道に沿った道を下っていく。鉄道を渡り、国道に合流する。しばらく歩くと中山道に分岐する。もう一度国道に入り、鉄道を渡り中山道を進む。時折、古い建物が見られる。茶屋本陣お西お東の標柱を越えてしばらく進むと、道は真っすぐな街道になり集落の中を歩いて行く。
ここで、思ったより歩くペースが上がっていないので、今日の目的地である安中まで行くのはあきらめ松井田駅に向かう。電車の出発時間に間に合うかヒヤヒヤしたが近道もありなんとかたどり着く。本日、松井田駅で終了とします。
今日も天候に恵まれ、素晴らしい山々の眺望が楽しめた。また気温は朝は寒い位だったが、乾燥して快適な山歩き・街道歩きを楽しめた。2日連続で歩くと疲れがたまるのか思ったよりペースは上がらなかった。無理せず早めに切り上げて帰ることにする。中山道の旅も残りは山歩きはなく街道歩きのみになる。日本橋までぶらぶら歩くことにする。