牛頸山・黒金山・観音山(福岡)
2026.09.12 (土)日帰り
知り合いのヤマッパーさんに教えてもらったルートに挑戦。
最近は仕事がバタバタしていて、トレーニングもろくにできていない状態……。
低山とは言え、長距離&アップダウンの激しいルート。
果たして最後まで歩き切れるのか?
一抹の不安がよぎる。
しかし、今回の強い味方は「事前情報」。
知り合いのヤマッパーさんから、いくつかの情報を仕入れていたので、安心して山行に挑む。
最近は暑さも少し和らいできたので、水も2リッターくらいにして軽量化。
コンビニで食料を仕入れ、いざ登山口へ。
まず思い出したのが……
①知り合いヤマッパーさん事前情報
「駐車場の開門待ちをした」
なるほど。
今回はゆっくりめに起床して準備。
確かに9時開門。
……いや、待て。
この先にもYAMAPで駐車場マークが……。
あるではないか。
時間制限なしの駐車場。
「……。」
まあ、いい。
気持ちを切り替えて準備。
いざ出発。
あれこれ考えているうちに牛頸山へ到着。
そして次の事前情報。
②知り合いヤマッパーさん事前情報
メインの牛頸山の手前に、
「“トド”の親子がおる」
なるほど。
それは一見の価値があるヤツ。
あたりをキョロキョロしながら進んでいくと……
いた。
そこには……
トドではなく、
アザラシの親子がいた。
確かに似てる。
……が、トドではない。
まあ、細かいことは気にしない。
③知り合いヤマッパーさん事前情報
「山頂のブランコは釘が微妙だから、立ち漕ぎしたら崖下に真っ逆さまに落ちるヤツよ」
山頂に噂のブランコを発見。
座ってみる。
思ったより、しっかりしている。
……立ち漕ぎしてみる。
やられた。
普通に大丈夫じゃないか。
また話を盛っていた。
(残念ながら立ち漕ぎの写真はありません)
道迷いもなく、順調にピークをとっていく。
そして、知り合いヤマッパーさんの重要な情報を思い出す。
④知り合いヤマッパーさん事前情報
「結構、道に迷うぞ」
しかし、歩き始めてみると……
ピンクテープが至るところにある。
迷いようがない。
「……話、盛ってたんじゃない?」
などと思いながら、順調にピークを獲得して先へ進む。
ところが……
梶原山手前あたりから、どうもおかしい。
……迷う。
ピンクテープが至るところにあるので、逆に安心してYAMAPの地図を見ないで進んでしまう。
ピンクテープを信じて進む。
↓
なんか違う。
↓
引き返す。
↓
またピンクテープ発見。
↓
「今度こそ」と進む。
↓
やっぱり違う。
これを何度も繰り返す。
どうやら今回は、
「ピンクテープが多い=迷わない」
ではなく、
「ピンクテープが多い=YAMAPを見なくなる」
ということを学んだ。
ここにきて初めて、
「油断禁物」
という言葉の意味を、身をもって教えてもらった。
ありがとう。
道間違いを繰り返し、予定より歩く距離が増える。
さらに何度も引き返すことで、精神的にも削られていく。
そして……
思った以上に水分を消費。
マウントトラスト山を下山する頃には、
ほぼほぼ水を飲み切ってしまった。
頭の中に、
「撤退」
の二文字が浮かぶ。
石坂山登山口に入る手前で立ち止まり、しばし考える。
ここは一休さんになろう。
静かに坐禅を組む。
「・・・・・・。」
そして、ひらめいた。
そうだ。
コークオンアプリで近くの自販機を探そう。
アプリを起動。
すると……
近くの霊園に自販機を発見!
助かった。
とりあえずコーラを購入し、一気飲み。
うまい。
今まで飲んだコーラの中で、
一番うまい。
残りのピークのことを考え、水も購入。
ホント、命拾いした。
しかし……
この日の山行で一番印象に残ったのは、
ピークでもなく、
絶景でもなく、
まさかの……
「霊園の自販機」だった。
山で水が尽きかけた男を救ったのは、
山の神でもなく、
一休さんでもなく、
ご先祖さまたちが眠る、
霊園の自販機でした。
……まあ、
私のご先祖さまは、ここにはいないけど。
それでも、
あの自販機がなかったらと思うと……
色んな意味で、
助けられた山行でした。