14:40
17.2 km
1874 m
三ヶ森から北へ 北方稜線P1333.4まで
石鎚山・堂ヶ森・二ノ森 (愛媛, 高知)
2026年02月08日(日)〜09日(月) 2日間
北方稜線と言うと剱岳 池ノ平から小窓雪渓を詰め上がり剱岳へ続く険峻なルートの事を指す場合が多いけど、四国にも北方稜線(鞍瀬北方稜線)があったのだよ⛰️ 場所は三ヶ森から石鎚山脈の鞍瀬の頭まで連なる北尾根の事らしく、鞍瀬の頭も最近はスルーでご無沙汰だし面白そうだから行きたいルートになっていた😊 丁度寒波が来る今週に有給消化を当てて、久しぶりに山でどっぷりしたかったので、厳冬期のシュラフを使った極寒冬山ビバークも入れて、1泊でルート検討。 高瀑への駐車場から、三ヶ森へつめ北方稜線でビバーク。翌日に鞍瀬の頭登って、二ノ森け越えて高瀑へ下りて氷瀑見て帰ったら最高やん!って言ういつもの詰め込み気味で計画するも、高瀑方面は昨年の崩落で通行止め🚧 なので、三ヶ森登山口からスタートで、高瀑登山口まで下りてから、北方稜線へ登り返して三ヶ森登山口へ戻るルートとした。 同じルート行かれてる山の先輩方もいてちょっと嬉しい😊 寒波来た日に登って、ガッツリ雪山と、ツエルトビバーク、氷瀑🧊 装備は、ULザックにツエルト泊セットと10㍍ロープ、アックス、アルミアイゼン、ワカン、スコップなど冬山装備等をぶっ込んで、ザック自体はめちゃんこ軽いが、諸々で17kg程度。 初日は曇時々雪❄2日目は晴予報だから、いい景色も楽しめそう、冬山ならではの楽しさ詰まって、全部行けたらホックホク間違い無しの気まま登山にレッツ💨 【届かないのが今の自分だ】 結局、途中までで撤退。 計画は、初日は北方稜線途中でビバークし、2日目に鞍瀬の頭への登りと高瀑への下りが有る。 ビバーク地点は鞍瀬の頭まで800㍍位のP1521手前地点を想定。 そこなら次の日の新雪ラッセルでも2時間位で登り上がれて、高瀑まで3時間位、そこから高瀑登山口に下り北方稜線に戻り上がるのが3時間、そこから下山5時間位で今の力量なら行けると甘い計画してたが、全くダメダメ😭 全てはスタートの遅さと、自分の弱さ。 雪山になので、やっぱり早めスタートするべきだけど、寒波日だったので日の出以降にと思ってグダグダし、スタートが8時過ぎ。 更に、登山口までは未舗装林道を車で行けるが、積雪で車が出せなくなるリスクを考慮して、手前の脇道に駐車してスタートしたが登山口まで意外と時間がかかってる。 とは言え北方稜線途中でビバークするつもりだったので急がんでも良かったが、予想以上に急なアップダウンにやられピッチが遅い自分😭 ビバーク予定地点の手前500㍍のP1333.4で既に15時過ぎていた。 遅くなるが、いよいよビバーク地点に向かおうとするも眼前には巨大な岩場(双耳岩峰)が現れる。 完全にアルパインな岩場で、登攀で時間をかけたく無かった為巻き道もルーファイするも、 雪が次第に深くなっている斜面を結構下ってから登り返しするも時間がかかりそう。 登り切るなら荷重があるのでロープ出して行ける地点もあったが、ここで決断に迷い時間を費やし、雪も降り出したので寒くなる前にビバーク設営をする為、岩場手前でビバークする😖 ビバーク地点が変わり、次の日の計画を再考。 今日の自分のピッチは、ビバーク地点まで7時間超かかってるから悪く見積もる🤔 折り返しも新雪となってるのも考慮し、高瀑の氷瀑から北方稜線へ登り返して下山するのも8時間はかかりそう。 ここから鞍瀬の頭までは、アルパインでの登攀箇所もあり想定よりも時間がかかりそうで3時間弱。そこから二ノ森経由で高瀑まで4時間程度としたら行動時間15時間。 翌日は仕事なのでヘッデン案件は避けたいのと、強度が高い箇所があるから、スタートするなら2時位でない厳しいけど、初っ端に凍った岩場登攀あるから、荷物背負っての夜中スタートは避けたい⇨結果、高瀑行きは止め❌️ せめて、晴天の鞍瀬の頭まで登ろうと言う事で、荷物をデポして登攀装備で鞍瀬の頭迄の折り返しに計画変更😂 それでもスタートは6時位にせねばならなかったが、朝から体も重く明るくなってから荷物整理やデポしたりで岩場登攀スタートが8時半。 登り切るだけなら行ける岩場だが、岩盤トラバースは薄い雪が被って行けても帰りは使えないやら、足場が下りのポイントやロープ使う場所もチェックしながらだと、雪山アルパインの経験不足もあって時間かかる。直ぐに判断出来ないというか、色々見て想定しながらだと、やっぱり怖さが勝って攻めれない自分がいた🥹 で、最初の岩場は登り切ったがこのままのペースだと、雪が深くなる新雪斜面を登り切ってここに戻るまで4時間位はかかって10時間行動になるので、今日はもういいかとなり、ここで撤退する事に決めた。 今の自分には厳しい計画だったと言うか、自分が思った以上に出来なかった😮💨 後やっぱりスタートが遅い! 【装備のお試しはバッチリ】 冬山ビバークは、耐寒訓練も兼ねてますが、昨年は3シーズンシェラフとエマージェンシーviviの組み合わせで、シートの結露に苦労したので、ナンガの厳冬期用のダウンシェラフを新調。重さはあるがこれはバッチリ暖かい😁 ツエルト内も−15℃はあったと思うけど、この中なら快適に過ごせて結構寝れた。 後は、定番ジェットボイル。 冬場はお湯を沸かしたり、汁物を食べたいので、バーナーよりも作業しやすく、直ぐに沸くので驚く😊 ULのザックは防水でひたすら軽くて良いけど、重量をしっかり受け止めるとなると、肩周りがちょっとキツいのと、ひも類が弱い。 外付けなど細かいセッティングは、自分でカスタムしていけるから今後調整。 冬場日帰りは有りで、テン泊の場合は計画によるかな。 【撤退戦】 岩場の登り下りも、ここは夏場なら簡単な場所だけど、雪や氷が付くのと、戻りも考え出すとちょっと難度が変わる。 登って行くだけならただただ行けば良いけど、下りは万が一下りれないと、焦って事故の元だから、登攀時に常に引き返せるかどうか前提にルーファイ思考が固定されたのも、今回スローピッチの原因の1つ。 ロープ垂らして下りたら良いだけやけど、下り方イメージとポイント探しながらだと、安全策取りがちやし、思考ルーティン速くならんといかんね。 結局時間のアドバンテージを自分で消費してしまい、撤退思考に追い詰められて行ったと言う事で自業自得🤯 ただ、引き返すと決めたら後は楽。 天気は晴れてるから、人気がない雪山を気持ち良く進む。 冬場は北方稜線行く人いないかもですが、三ヶ森以降もちょこっとテープは残ってた。 惜しむらくは、北方稜線は木々が多く、展望箇所が少ないので、堂ヶ森から石鎚山への雄大な山並みを楽しめないから、黙々とアップダウンを繰り返す事になるのがちょっと微妙なんよね😅 2日目の三ヶ森からの展望は最高だった🏔️ けど、ここから見える雪纏し優雅な石鎚山脈見ちゃうと、見るだけじゃ勿体ないから目指したくなる。 西ノ冠岳なんかも、見える角度で表情が異なりそそり立って岩肌はクライマー魂が掻き立てられるのも分かる🧗 高瀑もカッチコチなのが遠目から見れたし、ヘッデン案件となっても良いからやっぱりやりきって見たかった気もするが、まだまだ無駄な時間が多いし修行が足りん、今回も学び大き山でした。 これはお宿題として、夏場なら虎杖から三ヶ森登って行くルートで日帰りで行く。 けど、やっぱり冬に再チャレンジできる強さを身に着けよう😆
