富士山(山梨,静岡)
2026年10月7日 (水)日帰り
⛰小富士さん(こふじさん)
〒403-0005 山梨県富士吉田市
◇駐車場:新屋山神社奥宮から160mくらいにあるスペース
◇トイレ:無い(´・ω・`)にゃん・・・
◇ルート中トイレ:須走口公衆トイレ
◇概要等:
🗻 ① 富士山の「もう一つの顔」――小富士とは?
小富士(こふじ)は、富士山東側の須走口五合目付近に寄り添う富士山の側火山にゃん🐱🌋
標高はおよそ1,970m前後。
名前から小さな丘を想像するけれど、実際は標高2,000m級の高山らしい雰囲気をたっぷり味わえるにゃん。
森林を抜けると砂礫の斜面と大空が突然現れ、富士山を間近に望む独特の景観が広がる。
「富士山に登る」のではなく、「富士山の懐から富士山を見る」――これが小富士の大きな魅力にゃん🗻✨
🌲 ② 原生林から天空の砂礫地へ
小富士への道は、山頂だけでなく森から高所へ移り変わる景観も魅力にゃん🌲🐾
須走口五合目周辺のカラマツなどの原生林を歩いていると、次第に樹林が薄くなり、
「にゃ、突然空が広いにゃ……!」😺☀️という開放感に包まれる。
森林の静けさから、砂礫地と大空へ――この劇的な変化が小富士歩きの醍醐味にゃん。
🌄 ③ 標高約2,000mからの大展望
小富士のご褒美は、やっぱり眺望にゃん😻✨
天気が良ければ、富士山頂を間近に望み、山中湖や箱根方面まで見渡せるにゃん。
自分自身が富士山の山腹に立っているため、「富士山を外から眺める」のではなく、
「富士山の中から富士山を見る」という、普通の展望台とは違った感覚が味わえるにゃん🗻
⛩️ ④ 古御嶽神社と須走口五合目
小富士は自然だけでなく、富士山信仰の雰囲気も楽しめる場所にゃん⛩️🐱
須走口五合目には古御嶽神社があり、周辺には山荘菊屋や東富士山荘などの山小屋もあるにゃ。
📊 ⑤ 添付ルートから見る今回の小富士
項目 データ
🥾 総距離 10.6km
⏱️ 総時間 4時間11分
⬆️ 累積標高 468m
⬇️ 累積下降 468m
🚶 コース定数 15
単なる「小富士散策」というより、標高差468m・距離10.6kmのしっかりした高所ハイキングと考えたほうがいいにゃん🥾🐱
🐾 ⑥ 小富士の本当の魅力――「富士山なのに静か」
小富士の魅力は、富士山の迫力を感じながら、比較的穏やかに山歩きを楽しめることにゃん🌲🗻
原生林の静けさ、標高2,000m近い高所の空気、砂礫地の開放感、そして目の前にそびえる巨大な富士山。
「富士山に登った」のではなく、「富士山の懐へ入り込んで、富士山を感じて帰ってくる」―そんな山旅ができる場所にゃん😸✨
富士山に登らずして、富士山の深部を味わう。
それが小富士の、ちょっと贅沢な魅力なのにゃん🐾🗻✨
◇附言:
最後に、小富士の素晴らしさを深田久弥風に表現してこの山行を締めくくるとするにゃん。
小富士は、その名の通り富士に比べればまことに小さい。
しかし山というものは、必ずしも高さや大きさによって価値が決まるものではない。
むしろ大きな山の傍らにあって、その山の性格を最もよく語る小さな峰がある。
小富士はまさにそれである。
須走口から樹林の道を登ってゆくと、森は次第に薄れ、やがて視界が大きく開ける。
そこには樹木の生い茂る山とは別の、火山特有の荒涼とした砂礫の世界が現れる。
足もとには火山の大地があり、頭上には広大な空がある。
その簡素な景観には、かえって富士山の原始的な姿が感じられる。
そして振り返れば、富士がある。
遠くから見る富士は、均整のとれた一個の美しい山である。
しかし小富士から見る富士は、その美しさとは少し違う。
巨大な山体が眼前から空へ伸び上がり、その懐に自分が立っていることを実感させられる。
富士の大きさを知るには、かえってこの小さな峰に立つのがよいのかもしれない。
小富士そのものには、名峰にありがちな威圧感がない。
高みを競うこともなく、険しさを誇ることもない。
ただ富士の東裾に静かに身を置き、訪れる者に富士の山容と、その裾野に広がる大地を見せてくれる。
小さいからこそ富士を大きく感じさせる山。
それが小富士の美しさである。
富士山を登ることだけが富士を知る道ではない。
時にはその懐にある小さな峰に立って、巨大な山を静かに眺める。
そのとき富士は、観光の対象ではなく、長い年月を生きてきた一個の自然として、われわれの前に現れるのである。