牛の峠(宮崎)
2026年10月3日 (土)日帰り
9月いっぱいで、今季の日本百名山の登山を店仕舞いすることとし、10月以降は九州百名山をはじめとする比較的近場(対日本アルプスの山々比)の山々に舞台を移していくことにしました。
まずは、宮崎県都城市に隣接する同県三股町に登山口がある牛の峠へ。
山名なのに「牛の峠」って、なんか変だなと思ってました。
「峠」って、稜線上にある鞍部に、二方向(以上)から道がついていて、稜線の反対側の麓方向に向かうところのはずなんで、山頂が峠ということは普通あり得ないことかと。
登ってみたら、「山頂まで6分」の表示がされているところが「峠」だろうと思われ、その昔は飫肥藩(現 日南市)側に通ずる道がついていたようです。
飫肥藩と薩摩藩(の都城島津家)との間で領地境界論争があった箇所の一つがこの峠のようで、日南市のHP(?)によると、50年にわたる論争の上、決着したとのこと。
「これより東 飫肥領」と刻まれた石柱は立派なもので、江戸時代にこれを担いで登ったというのはすごいなと思うと同時に、飫肥藩側にとっては論争で勝利した証なんだろうな、と拝察しました。
(薩摩藩の領地の旨記された標柱はありません。)
この峠の名称が牛の峠ということかと思われ、そこから「歩いて6分」の山頂にはもともと名前がついていなかったところ、山頂も「牛の峠」と呼ぶようになったのではないかと勝手にそう思います。
ちなみに、山頂は現在の行政区分だと、都城市と三股町の境界だそうです。
登山自体は、特に難しい箇所もなく、ピンクテープなども要所要所に見え易いようにつけてくださっていることもあり、駐車スペースから登山口まで歩く距離は別として、登山者も少なく(当日は晴天やや曇り気味の土曜日でしたが)お一人とスライドしただけでした。静かに登山を楽しめる山でした。
さて、ここからは車でのアクセスに関する実用的な話を。
①車🚙を駐められる地点としてYAMAP地図から「牛の峠登山口」(実際にはそこには車でたどり着けないのは承知の上で、その手前の駐車スペースには行けるだろうと思って)をタップしてyahooカーナビやGoogle先生に飛ぶとルートガイドはしてくれるものの、「駐車スペース」がある谷筋の道から尾根をひとつ挟んだ別の谷筋の道を案内されてしまいました。
その「別の谷筋の道」は途中から民地の何かの採掘場に入っていく道で、一般車はそこから先立入禁止となっています。
仕方ないのでUターンし、いったん県道に戻ってから、直接YAMAP地図をときどき見ながら進んでいくと、本来進んでいくべき谷筋の道に入ることができました。
②車を駐められる地点はYAMAPユーザーさん方がフィールドメモにマークしておられるとおりです。
今回私は軽のジムニー🚙で行きましたので、登山口に一番近い駐車スペースまで車を走らせました。
4WDモードを使わず終始2WDモードで充分走行できました(オートマのDレンジでなく2レンジで)。
「シャコタン」仕様などの特殊な車でないならば、どなたでも「登山口に一番近い駐車スペース」まで物理的には行けると思います。
ただし、フィールドメモ上で一番下にある駐車スペースを過ぎると、繁茂している雑草が道の両側から伸びており、車体側面を擦ります。
なかには茎が太めの雑草(低木?)もあるので、車体に傷がついたら困るという方(ほとんどの方がそうなのではないでしょうか?)には2WD、4WDに関わらず不向きです。
また、車の轍の間からも雑草が伸びている箇所があり、ジムニーのように車高が高めの車でも車の床(底)を擦りますが、轍間の雑草は柔らかそうな草ばかりでしたので、それによる車体の傷についてはあまり心配しなくてもよいと思います。
なお、四駆であるかどうかが問われる路面の凹凸やぬかるみについては、未舗装路ではあるもののそれほどのことはなく、セダンタイプの車などでも充分走行可能なくらいかと思います。
路面の凹凸については、八ヶ岳の美濃戸登山口に向かうオフロード(ジムニーで走りましたがかなりの凸凹道でした。)と比べるまでもなく、牛の峠の方がはるかに走り易いです。