北岳、また今度(敗退記)
鳳凰山・地蔵岳・観音岳・薬師岳
(山梨, 長野)
2026年02月21日(土)〜22日(日)
2日間
三連休、以前から計画していた 北岳 へ。
三連休の2日目は晴天予報、初日は奈良田から自転車で入る計画だった。
……が、このゲート、どうやって入るの?
完全にリサーチ不足。
数日前の山行記録では「監視員がいると入れない」とあり、さらに2月の奈良田からの記録がほとんど見当たらない。
「もしかして冬は奈良田から入れないのでは?」と、完全に思い込んでしまった。
諦めて第2候補の 西穂高岳 へ向かうことに。
……が、高速道路から見える北岳を眺めているうちに、
「やっぱり行こう!」
と心変わり。夜叉神へ車を走らせる。
到着は8時半。
「遅いかな……」
支度をしていると、遭対協の方から雪山アンケートを受ける。
その際、奈良田側の入り方も丁寧に教えていただいた。
さあスタート。
すでに夜叉神ゲートには監視員がいるため、下から見えないように進む必要があり、これがなかなか大変。
長いトンネルを抜け、鷲ノ住山入口へ。
痩せ尾根は一部凍結しており、慎重に進む。
反対側の道路が見えるが……かなり下だ。
細い吊り橋を渡り、奈良田側の道路へ。
ここ、なかなか危ない。
空荷なら問題ない場所でも、重いザックがあると苦戦する。
ようやく、あるき沢。
「あと800m登れば池山小屋」
……が、ここからが結構な急登。
肩に食い込む荷物がつらい。
標高1600m付近でトラブル発生。
アクションカメラが肩から外れ、尾根を転がって見えなくなった。
「マジか……」
すぐに探すが見当たらない。
かなり落ちたはずだ。まだ1年も経っていないカメラ、約6万円。
探すしかない。
100mほど下り、ザックを平らな場所に置いて捜索開始。
1時間……見つからない。
結局、2時間後に奇跡的に発見。
しかし、すでに薄暗い。
この地点でビバークを決断。
……が、ここでもトラブル。
テントのインナーを忘れ、冬用フライと夏用フライを持ってきてしまった。
どうやってもポールが立たない。
悩んだ末、グランドシートの四隅をダクトテープで固定し、なんとか設営。
この時点で敗退を決定。
翌日は午後から強風予報で、この状態のテントでは保たない。
諦めがついたところで、
持ってきたビール、日本酒、おつまみを広げて「敗退の宴」。
翌朝はゆっくり下山。
鷲ノ住山の登り返しが、正直いちばん気が重い。
それでも今日は暖かく、気持ちの良い天気。
のんびりと 白根三山 を恨めしく眺めながら 夜叉神峠 へ戻る。
今回は反省点だらけ。
「今回は行くな、ということだったのかな」
……でも、やっぱりリベンジしたい。
冬装備なら、やはり奈良田からの方が良さそうだ。