【藪山】虚空蔵山
栗駒山(須川岳)・秣岳・虚空蔵山
(宮城, 秋田, 岩手)
2024年05月30日(木)
日帰り
前回、日曜日の山行で落としたものは、相方さんのスマホ。
自宅のPCから座標が特定できたので捜索に。
その後、ロストスマホはダウンした模様。
日曜日と同じ時間にスタートして、秣森などは寄らずにまっすぐ大地森へ。
同じ場所から藪の斜面に突入する。
1154Pの三角点まで30分弱。
そこから少し北に向かい、座標の場所に到着。しかし周辺にはない。
徐々に範囲を広げていくと、捜索開始から30分、座標から10mくらい離れたところで無事発見。
電源は切れていたし、火曜、水曜と雨が降っていたので、無事に復活するかわからないけど、とりあえず良かった。
というわけで、前回行けなかった虚空蔵山に向かう。
登山道脇には前回咲いていなかったマイヅルソウが満開。
ミツバオウレン、イワカガミもたくさん咲いていて、花畑の中を歩くような道。
少しずつ標高を上げると、下の方では終わっていたショウジョウバカマも現れ、雪が残る湿地には水芭蕉。季節を遡るような道。
特にきつい急登もなく、のんびりと歩いていくと御室の雪渓が見え始め、森を抜けると突然目の前が広がる。御室の前には大きな雪渓、その下には水芭蕉やヒナザクラの花畑、そして向こうには栗駒山。
しばらく写真を撮りながらこの雰囲気をじっくり味わう。
本当に良い時期に来たと思う。
これから他の花も咲いていくのかな。草原になったところも見てみたい。
登りやすいところから雪渓を登り、濃い笹藪を少し漕いで登山道へ。
少し歩くと虚空蔵十字路。
まっすぐ行けば湯浜コース、右に曲がれば天狗平から栗駒山。
左に行けば虚空蔵山なんだけど、今では廃道で灌木藪。
しかし、予想通り踏み跡はしっかり残っていた。
その踏み跡を見落とさないように注意しながら灌木藪を漕いでいく。
途中に少しわかりづらい場所もあったけど、半分くらい登ると大岩を縫うようになり、そこからは藪も低くなってかなり楽になる。
そして20分ほどで登頂。
栗駒山と紅葉になればいわゆる神の絨毯になるだろう灌木の斜面。
西には虎毛山、神室連峰、鳥海山。
とにかく眺めが素晴らしい。
ここが廃道になっているのが不思議なくらい。
少々風があって寒かったけど、昼食を摂りながらじっくり眺めを味わう。
そして再び御室前の湿原に降りて、水芭蕉を愛でる。
「良いねー」と2人ともそればかりを口にして止まらない。
長い帰り道も、次第にブナの木が太くなっていく様子や、どの標高からミズナラが現れるかなどを見ながら歩いていったので、栗駒の森を楽しみながら飽きずに下山。
今日の相方さんも山の植生などに興味があるようで話が弾んだ。
途中で再び世界谷地第一湿原に寄り道。
栗駒山とワタスゲを楽しんだ。
落とし物も見つかったし、ブナの森を楽しみ、花を楽しみ、湿原の春を楽しみ、設計を歩き、藪を漕ぎ、そして素晴らしい栗駒の眺めも楽しめた。
図らずも最高の1日だった。
虚空蔵山は積雪期に登る人たちが多いようだけど、まさにこの時期、または紅葉シーズンに登ると良いと思う。
そしてここは、いろいろな藪を体験するのにおすすめ。
まぁ、そんな人はいないかもしれないけど。
秣森は藪とは言えないくらいの藪、大地森は平泳ぎで抜ける笹藪、虚空蔵山はキツイ灌木藪だけど踏み跡があるので進まないほどのキツさではない。
しかもそれぞれ登頂まで2〜30分。
ここは藪漕ぎ入門コースに認定ですね。