トウヤウスベ山 原始ヶ原から
十勝岳・富良野岳・美瑛岳
(北海道)
2025年01月03日(金)〜04日(土)
2日間
天気は微妙だが、テン泊装備で原始ヶ原に向かう。気温は優に10度を下回っていた。
林道上は薄っすらとトレースあり、ちょっと楽して歩かせてもらう。
夏道を外すと雪が少ないせいかブッシュに阻まれ、三の沢の対岸への取り付きで結構苦労する。
11:47富良野岳分岐に出ると天気は明日より良い予報だが、風が吹き、雪もぱらつき、原始ヶ原を囲む山々は雲の中。明日は下ホロまで頑張ろうかと考え五反沼でのテン泊を考えていたが、膝下ラッセルもあり早々に諦め、トウヤウスベに決める。
エゾマツからの雪爆弾を避けつつ風の当たらないナイスな場所を見つけて13:14テント設営。
夜はかなり冷え込む。静寂を破るのは、時々聞こえる遠くの風の音とサラサラとテントを滑る雪の音だけ。エゾマツの森の中、孤独な時間を楽しむ。
今回初めてエアー式のマットを使ったが、雪面からの冷気を感じることなく快適に熟睡出来た。寝袋の性能よりもこっちの方が重要な気がした。
翌日は予報通り風付きの雪。周囲の山は見えず、のんびり五反沼を目指しトウヤウスベに向かう計画で7:00発。
湿原は何もなく真っ直ぐ歩けるが、森の中は雪不足のせいか、意外と起伏があり複雑な地形やブッシュが行く手を阻み、頻繁に現在位置の確認が必要だった。膝下ラッセル。
沼の手前で湧水を起源とする流れに行く手を阻まれる。この厳冬期でもそれなりの面積の凍らない水面にびっくりする。このときは後にこの流れに苦労するとは思ってもみなかったが...
五反沼は雪原状態、ここから斜面に取り付くも、雪不足の影響か雪面から顔を出す樹林が作り出す起伏に苦労する。素直に尾根末端から登るべきだったか。
なるべく尾根上を目指して歩きアイゼン不使用で9:45山頂。風強く視界ほぼなし。
さっさとテントを目指し、斜面を滑ろうにも濃いブッシュで殆ど極上パウダーを味わうことなくあっけなく終了...雪は最高だったのに残念!
テントに向かって歩き出すと、悠々と流れる沢にぶつかる。渡らないと戻れないが幅は2〜3mはありブリッジも見当たらない。どうしようかと暫く沢沿いに歩き微妙なブリッジを見つけぎりぎりクリア。
帰りは無駄に上部を歩き三の沢を回り込む。
夏道に出たら少し歩いた後、シールを外して自動運転。林道もあっという間。
下山後は何時でも人の多い白銀荘で休息。