09:43
22.3 km
1361 m
珊内岳 積丹半島の裏BOSS
積丹半島北部・積丹岳 (北海道)
2023年03月11日(土) 日帰り
積丹半島1000m超の主要峰も残すは珊内岳のみ。例年になく足速に訪れる春。林道行程を短くしたくて待機していたがそうも言ってられない。朝5時ヘッデンスタート硬い雪でウロコがスリップするが順調に林道終点近くへ。尾根に取り付きシール+スキーアイゼンで高度を上げていく。550〜650m辺りはスキーでは辛い急斜面、スキーのまま押し通すが厳しくなりツボでシートラ、硬い層を踏み抜き腰まで埋まりながら登る。この区間だけ少し苦労するが他は登り易い尾根だ。940m手前から広い雪原。日差しもあり硬い雪面は緩むと思っていたがカリカリのまま。スキーのまま押し通し1031ポコ~1040ポコへ。広めの雪原で先日の低気圧の影響かシュカブラカリカリガタガタでトレースが残らない。帰路の目印のためスキーアイゼンのまますり足で雪面に跡を付けることを意識する。地形図の印象では珊内までスキーで押し通せると考えていたが、1040ポコの北側は印象より実際は落ちている。ここでスキーはデポしアイゼンへチェンジ。アイゼンが気持ち良く刺さり楽に歩ける。珊内山頂手前の雪庇を心配していたがそうでもない。私の中では積丹半島の山では難しいと思っていた山頂、いつも他の山から眺めていた山の頭に立てたのだ。ガスがかかり眺望はあまり良くないがよかよか。風はそれなりにあるため長居せず下山する。しかしそこからガスでホワイトアウト、方向視認が困難になる。トレースを頼りにスキーデポ地点に戻りそのままシートラでトレースを確実に拾いながらガニナマコ近くまで。ここで視界でる事を期待して待機、下山ルートの検討。安全第一なら登った尾根を下るのが妥当だがどうせなら沢型から下山したいという二択で悩む。。屏風も視野にいれていたがまあいいだろう(登りの際、屏風に繋がる稜線からアプローチするか少し悩んだが珊内岳を確実に踏みたいと思い止めた)。先週、珊内岳に登っている岳友からの情報、地形図と現地との地形対比、現地で登りながら遠目に肉眼で確認した様子から989mの北側のポコ辺りから滑走するのが良いと結論。ガスは一向に晴れないためしかたなく沢型をのぞきに行くと少し視界があり滑走開始。雪崩を警戒して斜めにスキーカット,大丈夫そうだ♪そのまま疎らにある樹木を繋ぎながら安全第一に滑り降りる。ザクザクで急斜面だがそれなりに楽しい。後は沢底を避けながら斜面をトラバース気味に高度を下げ、350m辺りからは沢が開いている箇所もあり尾根側へ逃げて林道に復帰。緊張が溶けた瞬間だ。沢の側面から所々で大きなデブリ痕があった。行きは長い林道も苦にならなかったが...下りは緊張も解けたせいか猛烈に長く感じた。アップダウンも多くザクザクで板も滑らない。使わせてもらってなんだが..出来の悪い林道だと自己中な文句を言いながら無事下山。当初、11時間程かかると予想していたが蓋を開ければ条件にも恵まれ9時間少々で登れた。 宿題として残っていた珊内岳も片付き、これで積丹の主要1000m超の山は終了となった。 珊内岳に登るルートとして今回のルートは悪くないと思う。下降した沢型から登っても良い気もする。
