余別岳 北尾根春山スキー
積丹半島北部・積丹岳
(北海道)
2025年04月18日(金)
日帰り
雨が3日続いた今週唯一晴天予報の18日にどこへ行こうか考えました。
近場の積丹方面は珊内岳も未踏なので魅力があります。
雨の影響で渡渉が心配。
周辺を調べると余別岳の北尾根が結構使われている模様。
積丹岳北尾根はポピュラーですがその隣にスキー向きのコースがあるようです。
しかし頂上手前には細尾根と巨大ギャップがあるらしく苦戦した記録も。
雪庇崩壊や滑落の危険はありますが、気温からカリカリではないでしょうし今回はだめなら引き返せるのでここで決定。
夜明けとともに石狩を出発。
予報通り快晴のドライブです。
海岸線から見える積丹の山は真っ白です。
途中新設の古平道の駅に寄り、登山口へ。
ウエンド川沿いの林道はゲートまで雪が融けていました。
ゲートからはスキーが使え林道を進みます。
出だしの急登で苦戦しスキーアイゼンを使うか迷ているうちに滑落。
シートラして藪に逃げたりもたもたしているうちに先行の女性スキーヤー2人組はアッという間に見えなくなってしまいました。
急登をクリアすると広くなだらかな尾根となり1000mまでは幸せな斜面が続きます。
積丹岳の北尾根と並行して登りやすく展望が開けます。
1029mポコからコルまでは這松が露出しており、雪庇には亀裂が入っているのでシートラを強いられます。
足を取られながらコルへ降りると150mの急登が待っています。
直上はかなりの傾斜。
左右のトラバースも厳しそうです。
ここは西側急斜面を今度はアイゼン・ピッケルに替え斜上します。
尾根上に出ると緩やかにはなりますが這松や雪庇の亀裂を避けながら進みます。
1200mに達し頂上台地の向こうに山頂が。
結構距離があるのでスキーに戻して頂上へ向かいます。
先行の女性ペアはもう降りてきます。
シートラ判断やコース取りも的確で足も速い。
今まで山であった中で最強の女性組です。
でも後ほどさらに衝撃の実力が発揮されるとは。
2年ぶりの余別岳山頂は360度の展望が楽しめました。
融雪を心配していつもより10日早く積丹方面を訪れたのですが、上部の積雪は豊富で珊内岳までスキー縦走出来そうなほどです。
予報通り西から天候悪化の兆し。
羊蹄山やニセコは雲がかかっています。
風も強くなり始めたので早々に下山します。
すると1150m地点から女性ペアがウエンド川に向って滑降準備をしている様子。
近づく間もなくあっという間にノンストップで谷底まで400mの大滑降。
二人とも相当な腕前、脚前?です。
そして登り返しを苦にしないとは脱帽です。
私はアイゼンを使った斜面を避け東側を滑降してコルへトラバースします。
ここだって転倒すれば滑落必至の急斜面です。
フカフカなら新雪雪崩の恐怖があり、カリカリならとてもスキーでは下れません。
時期が遅ければ亀裂だらけでしょう。
それを考えれば時期や雪面は良い条件がそろっていました。
コルからの這松細尾根もウエンド側をスキーアイゼンを効かせてトラバースしました。
こちらもかなりの傾斜で滑落の危険性がありました。
1029mポコを越えれば広尾根です。
海に向って快適滑降を400mまで。
滑落した急斜面を逃げ左手の植林地から林道に無事出られました。
車に戻りふるびら温泉でまったりしてから明るいうちに石狩へ帰りました。