大天狗山 ウロウロ♪
積丹半島北部・積丹岳
(北海道)
2023.02.04(土)
日帰り
昨年秋から積丹半島の山々を登り始めている今回の同行者。私も積丹半島の山が好きで足を運ぶ事が多い。多くは残雪期で比較的登りやすい積丹岳周辺や南積丹周辺の山が中心である。積丹半島の山々へ登る記録の多くは天気の安定する3月以降。立地・急峻な地形、特に厳冬期は厳しい気象条件の日が多いためだ。
計画段階で登る山の候補・ルートをやりとり。この事前でのやり取りも楽しい。
前回は天候不順で中止、今週末もぱっとしない予報であるがそんなことを言っていてはこの山域の山にこの時期には登れないだろうと決行となった。
まず、海に最も近いマイナーな大天狗をスキーで登る。
web上でもあまり登った記録を見かけない山。事前のルートは海岸から登る斬新なルート予定だったが海岸線ということもありスキーを使うにしては雪が少ない...。別ルートと候補に挙がっていた北尾根アプローチへ変更。
登ってみると地図に無い作業道があったりと積丹の山にしては登りやすい印象。勿論、気象条件次第だ。元々良天候は期待してはいなかったが風は比較的穏やか、残念ながら周辺の山々の景色は見え隠れだが時折見せる景色はなかなかである。中でも、珊内岳へ続く稜線は白く厳しい、無名峰一つとっても存在感は重厚で厳冬期の白さは格別。低山とはいえ侮るなかれ。