狩場に花を咲かせましょう~フモンナイ岳へ~
狩場山
(北海道)
2021.04.25(日)
日帰り
はじめに。
カバー写真は、主峰・狩場山です。
いつものように長文です、写真も多いです。どんどんとばしてください。
アイフォンではなく、RX0 Ⅱで撮影したものの日付があっていませんが、気にしないでください。
あの日から、4月の雪の狩場をひそかに夢見続けていました。
今度は九助林道から、坂口さんや、hiromiさんら道南の精鋭部隊が登られたルートで、
フモンナイ岳へ、そして、もし可能であれば、東狩場を目指してみたい、と地図とにらめっこ。
『よってけ島牧』で、夜半からの激しい雨は一晩中愛車を叩き続けましたが、願いが通じて朝にはあがりました。
天は我に味方してくれるでしょうか?
ここまできたら、もう行くしかない。
お師さまと合流し、九助林道を車で行けるところまで進み、スタート。
注)林道入り口には電気柵がありますので、取り扱いに注意です。通過後は閉鎖しましょう。
雪解けが進むのは例年より早いのでしょうか?
尾根とりつきの急登はとぎれとぎれの雪を繋ぎ、時に藪をこぎ、倒木またぎのアスレチックをしながら、
すでに汗をかいてしまいました。。。余裕なし。
なんとかc650にのっかるも、幻想的なガスの中。。。余裕なし。
ようやくc950超えたあたりでチラ見えした山頂までが長い長い。。。余裕なし。
くるくると天気状況は変わりましたが、雲の流れが早いのが幸いしました。
さいごにフモンナイ岳が姿を見せてくれたので、頑張って登りきることができました。
そして
ガスと強風に耐えた甲斐あり、雲の切れ間が。。。
ここまで来れなかったら出会えなかった素晴らしい景色が広がっていました。
涙がでてきました。
東狩場までの稜線には、こんもりと元気なハイマツ群落が顔を出しておりました。
ちょっと頑張れそうにありませんでした。
立ち去るのが名残惜しかったですが、お昼ごはんを食べて、下山開始としました。
下山時には景色が開けており、寄り道しながら、ゆっくりと狩場の春を楽しみながら下りました。
もうもう、大満足でした。
千早川温泉につかりながら余韻をたのしんでいると、さらなる野望が。。。??
でも、欲張ってはいけませんね。
お師様に、筋量、筋力、体力不足をそれとなぁく指摘していただきました。
もちろん、技術、経験値が足りないのは言うまでもありません。
身の丈で、自分の力量内で楽しんでまいりたいと思います。
本目から黒松内へ向かう途中と、大沼あたりで、4月の名残雪が。
冬山から去りがたい私の気持ちのようでした。
春も、夏も、秋も、冬(里は春ですが。。)も、素晴らしい。
狩場愛がさらに深まった、心に残る山行となりました。
二度も同行して下さったお師様、そして、留守番部隊の家族に感謝です。
ありがとう。