三峰山(群馬)
2026.06.06 (土)日帰り
登山口に入り、前日の雨に濡れた地面を踏んだ瞬間。イヤな予感がした。
「…こ、これは、ヤツが来るッ!」
ヤツの正体とは、足元を注視していても、まとわりついてくる憎いあんちくしょう、ヤマビルである。
予想ができてしまったので、実物を目にしても悲鳴を上げることはなかったが、やはり怯んでしまうものはある、ヒルだけに。
河内神社に到着して、ヒルどもを無言で処していく。靴の中にも入り込んでいる。ひぇ~!
防虫スプレーを鼻が曲がるほど足元に噴霧し、ズボンの裾を靴の中に入れる。
河内神社からの眺望もなく、三峰山は全般的に雲の中。さっさと消化するしかない。
山名標もない追母峰をパスして、三峰沼の畔をそぞろ歩きというのも無しだ。足元を見ながら
進む。クソ、ヤマビルどもすぐ飛びついてきやがる。危険な場所もなく急登も少なめ、自然林の中を歩くステキなコースっぽかったが、文字どおりわき目もふらずに先へ進む。「立ち止まったら、ヤツが来る。ピークに着いたら根絶やしにしてやる!」思考回路が戦闘狂(バーサーカー)と化す。
三峰山のピークに到着。眺望について気にしている場合ではない。即座にベンチに座り、ヤツらを処す。足を地面につけたら援軍が来そうなので、足を空中に浮かせ、もぐもぐタイム。「自分はいったい何をしているのだろう?」賢者タイムのような虚無が襲いかかる。
このまま水上方面へ下りたかったが、標示板を見てもよく分からない。ウロウロしてもヤツらの餌食になるだけなので、三峰の湯を経由することに決めた。急ごう!
三峰山登山口に下りてきた。車止めに足をのせ、ヤツらを処しはじめる。足元が舗装路になったので、タバコに火をつけ根性焼きの刑だ。「見ろ! ヒルどもがゴミのようだ!」衣服を焦がさないように気をつけながらジェノサイドを実行。
この先には「みなかみ町営温泉 三峰の湯」がある。予定は違えるが、汗まみれ、泥まみれ、ヒルまみれ(処したが)の身体をどうにかしたかった。
三峰の湯に到着。入り口の掲示を見ると、「ヤマビルの進入禁止」、「ヤマビルによる出血がある場合、入浴不可」など、ヤツらに対する強力なATフィールドが発動されていた。あらためてチェック。大丈夫だ。受付へ。
「山へ行ったんですか? ヒルはついてませんか?」「厳重にチェックしました。雨上がりなので一杯いましたが大丈夫です(多分)」「こんな日に行っちゃダメよ〜」と正論パンチを受け入浴にいたりました。
その後は水上駅まで歩いて軌跡をつなぐことにしましたが、この日は臨時特急の谷川ループ号が運行しているのでそれに乗ることとしました。
谷川岳や新潟県につながるかな? そんなことを考えながら帰宅をいたしました。