02:55
4.6 km
365 m
石仏山 珍しい直流送電を間近に見た
野麦峠 (岐阜, 長野)
2024年02月11日(日) 日帰り
石仏山は岐阜県は飛騨地方の東部の高山市(旧高根山)に位置する 昨日の県境歩きの後、開田のペンションに泊まったので この日は飛騨の未踏峰を登ろうということでこの山を選択した 登山口は野麦峠の手前の阿多野郷集落の橋場橋を渡ったところ除雪はここまでだった しばらくは林道を歩くのだがこの林道は旧野麦街道糸ひきの道で、 明治大正時代飛騨の若い女性がここを通って信州へ出稼ぎに行っていた 林道をしばらく歩くと前方にいつもとは違う高圧送電線が見えたのだ よく見ると岐阜県の清見と長野県の朝日を結ぶHVDC(高圧直流送電線)であった HVDCとは↓ https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9B%B4%E6%B5%81%E9%80%81%E9%9B%BB 石仏山へは糸ひきの道から北に延びる支林道に入り 沢を渡り山に取り付くと東電の鉄塔巡視路の看板が現れた 今までよく目にする中部電力や関西電力などの巡視路看板とは違い 新しいのか財力のせいか立派で細かく表示がしてあるのだ どうやら高圧送電鉄塔までは巡視路があるようで薮は刈り払われている 急な斜面を上がって行くと高圧送電鉄塔が現れた 鉄塔の下部には飛騨信濃直流幹線のプレートが取り付けられている ふつうよくある交流の高圧送電鉄塔とはあきらかに違うのだ 交流の送電は3本(3相交流)で1回線なのだが、直流はプラス、マイナスの2本なのだ それと交流は碍子の3本同じなのだが、直流はプラス側は多くてマイナス側は少ない この飛騨信濃直流幹線は東日本大震災で東電が電力不足となったために 電力を融通するために震災後に建設された新しい設備である 直流送電はここの他に北海道ー青森、和歌山ー徳島もあるが海底ケーブルを伴っている 海底ケーブルを伴わない直流送電は日本ではここだけではないかと思われる 飛騨信濃直流幹線について↓ https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A3%9B%E9%A8%A8%E4%BF%A1%E6%BF%83%E5%91%A8%E6%B3%A2%E6%95%B0%E5%A4%89%E6%8F%9B%E8%A8%AD%E5%82%99 鉄塔付近は伐採されているせいか笹が出ており昨日降った雪が笹の葉にのっている このまま直登で行けば笹の葉の雪を頭からかぶることになるので トラバースして樹林帯に入り笹が無いところを登って行った 急登から緩やかになると頂上だ 樹林で展望は無い 帰路は同じルートとした 今まで直送電は国道を走行中に遠巻きに見たのだが、この山に登ったことで 間近に直流送電を見れたことが私にとっては大きな収穫であった
