塔ノ岳・丹沢山・蛭ヶ岳(神奈川,山梨)
2026.06.14 (日)日帰り
なんとなく天気が持ちそうだったので、なかなか行けなかったミツバ岳と権現山に行ってみました。
まあ、この時期に丹沢に行くのはヒルに血を提供しに行くようなものだとはわかってはいるのですが、そう言っているうちにもう何年(何十年かも)放置したままになっていたので、「気を付けていれば大丈夫だろう」という根拠のない自信で決行しました。
交通の便が悪いので、車で東沢駐車場に車を駐めて出発。このあたりは駐車できる台数こそ多くありませんが、駐車スペースはいくつかあります。
世附方面に進んで滝壺橋を渡るとすぐにミツバ岳登山口があります
登り初めからそこそこの急登でつづら折れのトレイルを登って行きます。
ミツバ岳はミツマタの群生で有名な山で、春はミツマタの花が綺麗な所なのですが、この時期はミツマタの実がなっているくらいで特に目立ったものはありません。
ヒルには十分注意しながら登っていたのですが、うかつにも「ヒルは長さが2~3センチで太さが0.5から1センチくらい」という固定観念があり「全然いないな~」と楽観的に見ていました。
しかし、この時期はまだ孵化したばかりの個体も多く、かなり小さいのです。
よく見ると太さが1mmにも満たない極小サイズのものから、太さが3mm程度の小さなものばかりがそこら中についていて、奴らを取り除く作業にずいぶん時間を取られてしまいました。
急登が終わると、比較的斜度が緩い登りとなり、程なくミツバ岳山頂に到着します。
山頂は樹林帯のなかで、ほぼ眺望は無しです。
山頂には三等三角点(基準点名:世附村10)があります。
ミツバ岳から権現山へは破線ルートになります。
ミツバ岳山頂にも「ここから先は一般ルートではなく、道が不明瞭なので初心者はいくな」見たいな警告版が設置されていました。
途中までは明確な稜線上のルートなので枝尾根にでも入らない限り迷稜線をトレースしていれば踏み跡が無くても迷うことはありません。
ただ、権現山手前の登りあたりから広い尾根になり踏み跡もあちこちにあるので、赤テープ(あんまり信用しない方が良いけど)や地図でルートをしっかり確認しながら進んだ方が良いです。
休憩所のあるミツマタ分岐からすぐに権現山山頂になります。
こちらも眺望は無し。三等三角点(基準点名:千畳敷)があります。
権現山から丹沢湖に向かうルートも破線ルートになります。
踏み跡がはっきりしない滑りやすい急な下りで、途中小さな岩場のようなところもあります。
権現山とボディ山のコルから登り返すとボディ山になります。
破線ルートはボディ山にある案内板通り左側に折れるように進みますが、東沢駐車場に真っ直ぐ下る怪しいトレイルもあるようなのでそちらに進んでみることにします。
ボディ山山頂からやや右奥に進んで行くとそのトレイルに入ります。
途中までは赤テープもありあまり斜度もきつくないのですが、そのうち赤テープもなくなり、トレースもほぼない状態になります。
伐採された木や払われた枝が体積するトレイルを下り、急なザレ場(古いトラロープがありました)の尾根を調子に乗って下っていたら、本来トラバース気味に分岐した尾根に移らなければならないのに、そのまま直進してしまい、登り返して正しいルートへ復帰しました。
そのトラバース区間はトレイルが崩壊しており、ザレた斜面を横切る状態で、スリップしそうでヒヤヒヤものでした。
また、伐採木や払われた枝の上を進んでいくと、きちんと整備されたトレイルのような場所に出て、「このまま一気に下れるか」と思ったのも束の間、再び荒れた急斜面のトレイルになります。
下の方に道路が見えてきて、あと少しというところで完全にルートを見失い、少しさまよいながらも何とか東沢駐車場にたどり着きました。
結局、距離は短かったのですが、下るのに相当時間を使ってしまい、素直に永歳橋経由で下った方が速かったのではないかと思います。
ルートとしては崩壊した廃道で、危険な箇所も多いため、間違っても利用しない方が良いと思います。
駐車場に戻り、靴の中に入った石や松葉、木くずを出そうと靴を脱いだところ、靴下が血染めになっていて、中にヒルがいました。
さらに靴下を脱ぐと、その中にもヒルがいて、しっかり吸血されてしまっていました。
やっぱり、この時期の丹沢は止めた方がよさそうです。