櫛形山・裸山・唐松岳(山梨)
2026.06.19 (金)日帰り
今回は月一櫛形山の6月バージョンです。せっかくの梅雨時の雨の合間の一日だからって欲張って源氏山もセットでWピストンにしました。一部は延々と長い南アルプスフロントトレイルになりますが、林道を歩けばCTは短縮できます。それでも遅めの入りなので林道ショートカットして稜線やら急登を無理矢理歩いていたりします。まぁ、あまり皆さまの参考にはならないコースです。
スタートは丸山林道支線と池の茶屋林道の分岐にある駐車スペースから。昔はここもチョウを獲る向きで賑わっていた辺りです。池の茶屋峠や池の茶屋登山口にはそれぞれ駐車場がありますが、なんとなく源氏山と櫛形山の中間くらいの地点からスタートしてみました。源氏山と櫛形山をそれぞれ午前と午後で分けて行く感じ。まずは源氏山方向へ。ちょい林道を下って作業道から池の茶屋峠まで稜線上を行きます。ここも囲いがあれば花は多い辺りです。池の茶屋峠の急降下の東側には獣害防護ネットがあって夏の盛りにはネット内にいろいろな花が見られます。峠からまたしばらく林道で、古い源氏山登山口の案内板から再び稜線へ。こちらもあまり使われなくなったルートです。こちらコブを一つ越えて林道へ。足馴峠林道は開削中で平日だと工事車両が行く事もあります。
源氏山登山口からやっと登山道らしいルートになります。今回は2組ほどとお会いしたのみで、とても静かな登山道です。大峠から鞍部まで下って源氏山に登り返すルートです。登山口からは距離も短く池の茶屋峠からのピストンで来る向きが多いかな。源氏山は個人的には長距離歩きになりますが、十谷から登ってくるルートが気に入ってます。他にも八雲池から崩壊地を跨ぐ危険ルートなどもありますが、そちらは上級者向けです。源氏山山頂から東側にちょっとだけ切り開かれていて、晴天なら富士山が森の間から見えますが、今回はあいにくの梅雨空で眺望は全然ダメでした。復路は大峠から林道ショートカットの稜線歩きを挟んで駐車場まで戻ってます。ショートカットルートは土地勘がないと危険かな。二重稜線部もあるし、林道擁壁もあるのでお勧めしません。
午後は櫛形山ってことで、駐車スペースから稜線防火帯に取り付いて管理歩道に直接乗っていきます。防火帯は急登でこちらも地図が頭に入っていないと道迷いに繋がるかも。管理歩道に乗ってからはしばらくトラバース気味のルートを谷を越えていきます。荒れた道なので注意は必要です。この道も一昔前はアザミ類など茂る薮道でしたけど、今ではシカが草刈りするおかげで見通しのいいルートになってます。途中、ガレがあったり崩壊した桟橋があったり、まぁ、一般ルートとは言えないルートになってます。管理歩道の末端は祠平方向に向けて下降しますが、途中から薮歩きで櫛形山登山道までショートカットしてます。あとはいつも通り原生林ルートでアヤメ平へ。
午前中なら花を見るために来たと思しき登山客で賑わうアヤメ平も午後だと閑散としてます。櫛形山方向ではどなたともお会いせず。なのでのんびり花を見て歩く感じ。アヤメ平は獣害防護柵がいち早く設置されていた場所で、亜高山帯草原の花がいろいろ復活してます。柵の内外でハッキリと植生の違いが分かりすぎて、シカ食害の凄まじさを実感できます。アヤメ平でのんびりして裸山まで直登。こちらもバリ道なのでお勧めしません。裸山からの南アルプスも雲の中。先月と違って、今月はひたすら花を見るためだけの山行ですね。そのまま稜線上の正規ルートで池の茶屋登山口まで進んでます。獣害防護ネットが大菩薩東稜線上の湯ノ沢峠と同様に隙間が作ってありますが、隙間部分のシカのトレースが深くなっていてびっくり。シカの頭数とかもうハンパないんでしょうね。池の茶屋登山口からも林道ショートカットを挟んで駐車スペースまで戻ってWピストン完了。距離ばかりやたら歩いた...
いっぺんに源氏山も櫛形山も両方ってのは早入りできる方かトレラン勢くらいにしかお勧めしませんが、どちらの山もいよいよ花の季節になってきました。特に櫛形山はアヤメを目当てに池の茶屋登山口駐車場が路駐で溢れる時期です。ちなみにアヤメはまだ咲き始めで、桜峠の防火帯と裸山でちらほら見る感じ。見頃はもう少し先です。アヤメ平はあまりアヤメは見られません。どちらの登山道でも今見頃はサラサドウダンとマイヅルソウですね。マイヅルソウは囲いの中だと本来の姿で花が見られます。先月に引き続き、シカとやたら出くわす長距離歩きで、柵の内外の植生の違いも際立って、余計にシカの恐ろしさを実感しました。今回は久しぶりにこの山域でニホンカモシカを見ましたけど、きっとフロラだけじゃなくてファウナも一昔前とは大違いなんじゃなかろうかとも。そんな変化にモヤりながらも来月も櫛形山登ってみたいと思ってます。