海と空と草原の稜線 高平山は最高です
由布岳・鶴見岳
(大分)
2026年04月11日(土)
日帰り
今日は空が青くていい天気。こんな日は海を見ながら草原を歩きたい!
海と草原といえば平尾台の桶が辻の辺り。でもちょっと遠い。
そうだ、大分にもあった、海を見ながら草原を歩ける場所、そう「大分の平尾台」こと高平山!
高平山に登るなら伽藍岳の途中の塚原越か、伽藍岳の北の林道を狸峠へ辿るのが早いですが
今日は鍋山から行きましょう。スタートは鍋山の湯近くの駐車場から。砂利道で凸凹だらけなので行くのが厳しかった。
ここは10台以上止められますね。駐車場からはいきなり別府湾がきれいです。
では出発。鍋山は初めてなので楽しみです。電柱の近くから取り付き、草刈りされた防火帯に登ります。
ここからは扇山と同じで、ひたすら急坂を登っていきます。なんとか防火帯のピークに到着。
満開の山桜がありますね。振り返れば別府湾と高崎山。南には鶴見岳と扇山。素晴らしい景色です。
尾根沿いに少し登れば、鍋山です。アセビの樹林に囲まれ、展望はありません。
鍋山から先は急登が続きます。うーん、これは辛い。巨石がゴロゴロし始めたら、塚原越~狸峠の縦走路に合流。
狸峠に向かってどんどん下っていきます。黒土が滑りますね。狸峠から少し登れば大きな山桜があります。
ちょうど満開できれいですね。そして草刈りされた尾根に出ました。
一気に視界が開けて、草原の稜線が続いていますね。これこれ、この風景が見たかったです。
すぐに有名な激坂です。今日は正面から登ってみましょう。最初はそこまではありませんが徐々に斜度がきつくなります。
最後は50度以上、体感では70度くらいありそうです。登りきれば810mのピークですが、山頂はもう少し先です。
もう一度きつい登りがあり、高平山の山頂に到着! 山頂の先を100mほど進むと十文字原演習場の際まで行けます。
ここまで来ると北側の展望が良く、手前に猫が岩山、遠くに八面山に宇佐七山、鹿鳴越連山などがよく見えますね。
稜線の平らなところに横になり、食事休憩と行きましょう。
青い空に青い海、別府の町並みと高崎山、目を上げれば鶴見岳がそびえ、道の脇には満開の山桜。
いいですね、いいですね。控えめに言っても最高です! 今日は登って大正解ですね。
では下山。稜線を戻って狸峠へ。この眺めと分かれるのが辛い。
狸峠を左に曲がり、明礬温泉に降ります。この道は初めて通ります。意外と広い道がくねくねと降りていきます。
この道は、「登山道」ではなく「街道」ですね。人一人が通れればいいというものではなく、牛馬や荷車も通れる作りです。
明礬温泉はかつて玖珠の森藩の飛び地で、街道で結ばれていたのです。その道ですね。
道自体はしっかりしていますが、通る人もいないので落ち葉や枯れ枝などで歩きにくいです。
どんどん降りて行って明礬温泉の山の湯の裏手に出ました。休業中なのかな? あとは舗装路歩きでスタート地点まで戻ります。
地獄蒸しプリンで有名な岡本屋や、八十八ヶ所お滝がある薬師寺を横目で見ながらゆっくりと歩いて鍋山の湯へ。
戻ってきました、ゴールです!
初めて登る鍋山は急登がきつかった! 高平山の眺めは予想通り素晴らしく、行ってよかったです。
狸峠から明礬温泉に降りる道は荒れてはいましたがピンクテープもしっかりあり、意外と歩きやすいです。
鍋山経由より道がなだらかなので、このコースは結構オオスメかも。
**うんちく**
「鶴見七湯廼記(つるみしちとうのき)」という森藩が照湯温泉を復興させた1845年に書いた地誌があり、
塚原から山を超えて別府に降りるさいに広がる、花棚峠からの眺望という絵があります。
現在、塚原から別府に抜けるなら、塚原越え、狸峠の2箇所があるのでどちらかが花棚峠ということになります。
今回歩いてみて、その道の広さ、眺めから花棚峠が狸峠であるのは確実だと思いました。
古い文書通りの景色が広がっていて、なかなか貴重な体験でしたね。