10:02
28.4 km
1574 m
四国歩き遍路 (Ver. 5.1.01) [88ヶ所+別格20霊場 逆打ち]
四国遍路その20 (香川)
2026年02月10日(火) 日帰り
2月10日(火) 天気 晴れ一時曇り 高松:最低気温 −2.1℃ 最高気温 8.6℃ 今日から5回目の遍路を始めることになった。 コロナ第1波が拡大する直前の2020年3月に通し打ちで初めての遍路をし、コロナが落ち着いた2023年に1県づつ区切って4回に分けて回る「一国参り」、閏年の2024年には88番から1番に向かう「逆打ち」、そして去年は八十八ヶ所に別格20霊場を加えた108ヶ寺を順打ちで巡ったが、今年はこの108ヶ寺を逆打ちで2〜4月にかけて3回の区切り打ちで回ろうと計画している。 今日は5回目の遍路の第1期の初日ということなのでタイトルに5.1.01を付記し、明日以降5.1.02、5.1.03と時系列化して表記することに。 2回目の遍路が終わった時に「次は季節を変えて秋の四国路を遍路してみたい」と思ったが、年が明けると秋まで待っていられないとうずうずして出かけたくなってしまう。コロナやインフルには未感染の体だが「お四国病」という不治の病のウィルスに感染してしまったようだ。 今回で5回目の遍路ということで納め札の色が白から緑に変わった。 6回目まで緑で7回目からは赤になるが、さてこの先何回遍路を重ねることができるのだろうか? 去年の遍路初日にお会いして歩く速さに驚いた90歳にして29回目の歩き遍路だという遍路界のレジェンド三枝さんには到底及ばないが、初めての遍路の時に出会った方のように「75歳で10回目」と言えたら良いなと思っている。 四国遍路初日の今日は88番大窪寺(おおくぼじ)からスタートして別格20番大瀧寺(おおたきじ)がある大滝山に登り、麓の塩江温泉郷までの距離28.4km、上り1,574m、下り1,785m、歩数 42,945歩の行程 去年、順打ち結願後に泊まった民宿八十窪で今年は前祝い?の御赤飯をいただき、女将さんに見送られて遍路スタート。 昨日同宿だった千葉のTさんは観音寺市に馴染みがあってあ69番から通し打ちをスタートしてこれから1番に向かい68番で結願を目指ということで逆方向へ。遍路は1番からまわらなくても構わないとはいうが、実際に途中からスタートする人とは初めての出会いだった。 順打ちでは同宿した方と数日後にまた再会したりと思いがけない出会いと別れがあるが、逆打ちの時はほとんどの人がその場限りの出会いであるので一期一会の気持ちで大切にしたいと思う。 逆打ち発願寺の88番大窪寺は納経所が開く8時まで待っていたら今日の宿に着くのが暗くなってしまうので昨日のうちにお参りを済ませて納経印をいただいておいたので今朝は門前で手を合わせてあとにした。 88番から竹屋敷に向けて旧遍路道を下って行く。竹屋敷からは県境を流れる槙川沿いの裏道を抜けて大滝山登山口の金刀比羅神社に着く。ここまで2時間弱の道程だ。 登山口から山頂までの「こんぴら道ルート」と呼ばれる県境尾根は険しい山道が続く。去年は雨の中をロープをつかみながら何度も尻もちをついて降りてきたが、今日は乾ききった落ち葉が積もる道を上って行く。 ところがすぐに雪道になった。週末に全国を襲った最強寒波による降雪が四国でも例外ではなかった。 ただでさえ遍路転がしの急登が続く難所で落ち葉の上に深いところでは15cmを超える雪が覆いなかなか思うように進めない。 金剛杖と張られたロープを頼りにキックステップでゆっくりと上って行った。 金刀比羅神社から約4時間かけて別格霊場逆打ち発願寺の大瀧寺に到着した。 標高946mの大滝山山頂にあり別格霊場で最も高いだけでなく、標高927mの雲辺寺山山頂に建つ八十八ヶ所最高の雲辺寺よりも高いところにある。積雪が多いのもうなずける場所だ。 番外霊場も含めると去年登った篠山が1,065m、そして今年登る予定の高越山が1,133mと上には上があるが…。 大瀧寺と隣接している西照神社にお参りを済ませて今日の宿がある塩江温泉郷に向かって「塩江・椛川ダムルート」を下っていく。 木々に覆われた曲がりくねった寂しい山道だが車も上ってこれる舗装路になっている。 大瀧寺から約3時間、17時前に新樺川観光ホテルに着いた。 去年の順打ちの時に初めて県境尾根を歩いて「上りは時間がかかるな」と分かったので早出したが雪は想定外だった。 雪を差し引いても今日のルートは四国遍路道の難所トップ3(3本の指)に入ると思う。(1番と言っても良いくらい) 遍路初日に最大の難所を経験したので、この先これ以上は無いと楽な気持ちで歩けそうだか、新たな難所も出てくるかもしれず楽しみだ。
