高蠃(つぶり)山
大戸岳
(福島)
2024.04.21(日)
日帰り
思案岳で時間を要したり、どういう訳か地形図には載っていない林道一ノ渡戸四ッ屋線が通行止めだったら諦めるつもりだった高蠃(つぶり)山🏔️思案岳も予定通りの時間で下山でき、林道も通行可能で思案岳登山口から高蠃山登山口まで約6km、写真を撮りながらゆっくり走っても30分程で到着したため山頂を目指すことに👌
高蠃山の「蠃」という漢字・・何とも難しい漢字ですが、1998年発行の「会津百名山ガイダンス」では「嬴」の字(脚部の真ん中が「虫」でなく「女」)が採用されていました。本文を読んでみると以前の地形図では「贏」(脚部の真ん中が「貝」)であった時期も有るようです。ネットで見てみると、他にも同じ形状の漢字で「羊」や「鳥」などいろいろ有り頭の中が混乱してしまいますが、漢字の意味を観てみると「嬴」が「満ちる、勝つ」など、「贏」が「もうける、利益を得る、余る」などで、唯一下記サイトで「じがばち、アナバチ科の昆虫」の他、「かたつむり。にし。巻き貝。」の記載が有りました😅結局、国土地理院の地形図通りの「蠃」を採用させていただきましたが、漢字の世界は何とも奥深いですね😵そういえば以前、阿武隈山地ではタニシを「つぶ」と呼んでいました🐌 https://kanjitisiki.com/jis4/1876.html
ルートは「蠃」の名の通り、山腹を巻くように開削された作業道を辿ります。作業道は一部ヤブ化していますが思った以上に歩きやすく、尾根の乗越地点からの笹ヤブも踏み跡は比較的しっかりしており20分程で山頂に到着🏔️「会津百名山ガイダンス」では、「1000メートルにも満たないこの山頂からの眺望は意外と良い。」との記載が有りますが、今回は眺望は😥26年というタイムラグは如何ともしがたいですね😅