烏帽子岳(乳頭山)・笊森山
乳頭山・湯森山・大白森
(秋田, 岩手)
2023.06.06(火)
日帰り
静かなコースを👩ta.さん、👨プリマティさんと一緒に歩いてきました。
2人とも青森からわざわざ、花を見にきたんだ。
おらなんかより、情熱をもって山を歩いている2人を案内する。
期待に沿えるのかな。といやいやきっと咲いているはず。
このコースは雪渓が多く残り花が多くが一度に見られ、静かに散策できるお気に入りのコースです。
平ケ倉登山口におらのくるま🚗車をデポし、滝の上温泉から入山。
※登山口のトイレは故障中で閉鎖
初めは九十九折の道が続き、途中伐採され開けた送電線の下を交差するように、登山道が続き、白沼まで深い森の中を歩く感じ。
白沼は風がそよぎ、水面を揺らし、対岸の崖のような山肌から白い滝が直接沼に流れ込んで、音をたてている。
沼の周りは青々とした草が生い茂り、カエル鳴き声が聞こえる。
さっきまで、見たことのないような、動物がいたのかなと思わせるような神秘さがあった。
少しの休憩をはさみ、シラネアオイが咲く湖畔の登山道を進むと、急坂のマムシ坂。
草付きで、突然北側が開けて景色を眺めながら慎重に登ると、雪渓が残り、岩が雪渓の重さで擦れて平らになってしまったスレートような、大岩を見かけた。
雪渓が溶けたばかりのところから、水が滴り、勢いよく芽吹きが始まっている。
シラネアオイの蕾や、大株で咲いているのもある。
コバイケイソウや、イワガガミ、ショウジョウバカマが一度にみられた。
振り替えると、三ツ石山から八幡平の雪渓を残す山並み。
来て良かったと🎵思える瞬間。
急坂を登り終えると、湿原だった草原に場所に古い木道が真っ直ぐ伸びている気持ちのよいところ。
すでにチングルマが終わりかけていた。
奥に今から歩く大きな雪渓が残る、小ピークが見える。
雪渓までの道は少し掘れた登山道で、よく滑るし、水が流れているところもある。
花の列は🌼シラネアオイ、🌼ショウジョウバカマに、🌼ミツバオウレンが加わった。
一番大きな雪渓の下部に到着し、お菓子をいただいて、小休止。
雪渓を渡る風がヒンヤリと心地よい。
例年より雪渓は小さく、雪が沈むので、滑落の危険は少なかった。
雪渓を登りきると、高層平原が広がり、🌸ヒナザクラの群落が白く輝いて、ワーと歓声をあげながら、写真撮影。
全方位見渡せ、岩手山から三ツ石山、森吉山、遠く秋田駒ヶ岳。
小ピークを過ぎると、雪渓をまとう、烏帽子岳が見え、知らない鳥が山頂付近をまでも飛んでいた。
登山道には生まれたてのおたまじゃくしが泳ぎ、ハシボソガラスが池塘へゆっくりと飛んで、風にそよぐ草原は透き通るような緑に包まれ初め、目映い雪渓に続く、とんがり🏔️烏帽子岳が映えてる。❗️
梅雨前に歩けて良かった。
🌼ミヤマキンバイが咲き誇る烏帽子岳山頂は我々だけ。
ぐるりと山に囲まれた、展望台のように山頂から眺める景色は残雪が融け、雪代となったところ、黒く光る池塘、稜線に見える岩丘、まだ歩いたことのない高層湿原が見えた。
今年はどこを探検しようかなと、ワクワクする。
ta.さんからいただいた、レモンケーキは焼きが完璧で、レモンのチョコレートコーティングは、雪渓のよう、疲れた身体に優しい甘さが嬉しかった。
笊森山を目指し歩いていくが、少しだけメンバーに疲れが出たので、音楽を聞きながら歩く、池塘を眺めたり、気をまぎらわせながら、らくだのこぶのようになって辛い最後の登りを登りきると、広い🏔️笊森山山頂に到着、さっき登った烏帽子岳の東側正面から眺める。尖ってんなと惚れ惚れし、縦走路この先に続く秋田駒ヶ岳は雪渓をまだ残し、そこを横切る登山者がゴマ粒のように見えた。
踵を返し、千沼ヶ原へ。
途中の痛んだ木道に注意しながら、高層平原を歩くと、大きな雪渓が現れた。
雪渓の先に千沼ヶ原とバックに岩手山が見える。
👨プリマティさん曰く、ここが最高のビューポイントだと。
雪渓の感触を楽しんでから、苔で滑る木道を歩き、千沼ヶ原でランチ。
おらは持ってきたかんころ餅を焼き、👨プリマティさんはパニーニを準備。
👩ta.さんから頂いたコーヒーを飲みながらゆっくりと千沼ヶ原を眺める。
ここはいつきても静かで、ゆっくりできるなと昔歩いた時と同じ風景に、しみじみする。
プリマティさんより、パニーニを2ついただく、暖かいふんわりとしたパンにチーズとハムをはさんだもので、腹ごしらえしてから、チリビーンズをはさんだパンをもらう。
辛さに食欲が増進、元気が出ました。
下山は花を探しながら、難所の平ヶ倉尾根を歩き、平ヶ倉沼まで歩きました。
すべての花を見つけられなかったけど、この時期のこのコースは、春から初夏の花まで一緒に見ることができる素晴らしいコース。
また花を探しましょうと約束して、解散しました。プリマティさん、ta.さんお付き合いありがとうございました。😊