糸島半島外周15座トレイルラン
長垂山
(福岡)
2025.02.22(土)
日帰り
残業で頭がお疲れのわたしはこう思いました。
(糸島の山ってそういやちゃんとまわったことないなぁ…)と。
そして調べました。するとなんと…一筆書きで糸島の全山縦走してる猛者がいらっしゃるではないですか!
インスピレーション…そうインスピレーション…を受けたわたしは、「糸島ラウンドトレイルじゃい!」とコースを設定。善は急げとさっそく連休初日にあてたわけです。実際はラウンドせずに外周で終わらせましたが。
◆設定ルール
基本的に海沿い近くを走りつつグリーンピークをとり、グレーピークも無理せず行けるところは行く。ただ、グリーンピークの中で唯一蒙古山〜妙見山へのルートは探せど発見できなかったので諦めました。まぁそこは厳密にやらなくても良いでしょう。
半分ノリでやったとはいえ、当初の見積もり70km弱だったはずなのにおかしいな…?ほとんど立石山の仕業…
ルートは反時計回りで最後に可也山持ってきたら当然きついのはわかってたけど、グレーピークは不明点が多かったので明るい時間に通っておきたかったのでこうしました。後述のとおり彦山行くなら絶対明るい時間のほうがいいです。
◆なんでこの時期に?
以下の理由からです。
・糸島はかなりの低山しかないので環境的に寒い時期のほうが楽
・気温と湿度が低いため水分補給が少なくて済む(経済的だし携行する重量負担も少ない)
・なんか知らんが冬が最後っ屁かまして寒い日が続くので遠出はしたくない
意識的にはトレーニングではなく「面白そうでやってみたいからやったのだ」という感じです。最近思うところあっていろいろと考えた結果こんなノリになりました。
◆ざっくりグリーンピーク初見箇所の所感
可也山と立石山はしょっちゅう行っており、柑子岳と火山に行ったことがあるくらいで他は初めて。
・長垂山:いいトレイルで気に入った。平日定時上がりなら仕事後に行けなくも…ない?
・天ヶ岳二座:予想より急登で二座間はわりと離れてる。
・灘山: いいトレイル。ハイクにぴったり。
・蒙古山: 予想以上に整ってる、っていうか歴史的な経緯もあり色々な意味で異質。
・彦山: ここはやばい。経験的にもYAMAPで「道迷い注意」アイコンがあるところは標高と距離に関係なくルートファインディングがかなり難しい。どう難しいかというと「道の線が連続しておらず、イメージと進路に乖離が生じる」ことに尽きる。
一応ヒントはあるものの、油断するとすぐにロスト。仮に地図とGPSを持たず入山するのは厳しい。
・可也山(小富士ルート): このルートは初めてでしたがそれなりの斜度が続き滑りやすいのでわりときつめ。最後にもってくる場所じゃないわ。
グレーピークもぼちぼち。今まで山と認識してなかったところばかりなのでとても新鮮でした。糸島は本当に何年行ってるのかわからないくらいだけど、別の角度から理解が深まった感じがします。観光地などいわゆる絶景(とご飯)だけが糸島の魅力じゃないんっすよとけっこう強めに言いたい。
◆Go to 鳥ップ
軽量な双眼鏡で時にバードウォッチングしながらだったから、とても楽しかったし発見も多かった。異なる速度と注意力が共存できる感覚があって最高ですね。当然静止時間が増えペースは落ちるけどそれも良い。BWTR(バードウォッチングトレイルランニング)ですよ。つまり鳥ップってわけ。まぁ今回山はほとんど歩いてるんですけど。
撮影できんかったケースのほうが多く、かなり色々な野鳥に会えました。ズームアップして正面からみたキクイタダキ、集団のメジロたち。とてもかわいくて嬉しかったなぁ。
あとは画像のキャプションにて。
◆最後に待ち構えた「関門」
可也山下山後の地点から駅まで残り3.5km。帰りの電車あるかな?と検索したら終電まで35分しかない。信号待ちなど考えると大変まずい。きちぃのにこの日いちばんの速度で飛ばしてなんとか間に合った(しかも検索結果の表示が間違っており、実際は30分しかなくわりとギリギリ)というオチが付きました。
苦笑いしつつも思ったよりは全然短い時間で終わったし、なんとか日帰りできて安堵安堵なのでした。
順路はnoteにかきました。
https://note.com/suna_run/n/nfa49a31dc06f