黒岩山（福岡県田川郡添田町）

英彦山、鬼杉上部より籠水峠に登り、猫の丸尾、石楠花の頭、岳滅鬼峠から法華窟を訪ね、黒岩山にも登りました。 山中の紅葉は殆んど落葉して 残りの紅葉があれば立ち止まり。 英彦山権現にも立ち寄るも七割は落葉、夕方でもありパス、駐車場付近の紅葉が綺麗。 午前中ピーカンも午後から曇り帰路は☔となり、猫の目天気 の山歩きでした。

前々から気になっていた二つのルートを一気に縦走してみました。 ①障子ヶ岳縦走 ② 岳滅鬼の稜線への直登 YAMAPを見たらチャレンジされている方が ちらほらいたので、参考にして行って見ました。 ①障子ヶ岳縦走 貝吹峠から比較的テープが有り基本尾根を行きます。中腹に岩場の壁があります。自分は安全策で左の杉林までトラバースして避けました。 急登は有りますけど、致命的な危険な場所は 岩壁地帯だけですので上記の迂回が可能です。 ② 岳滅鬼の稜線への直登 深倉峡林道の障子ヶ岳登山口を挟んでそのまま入ります。基本尾根を行きテープはあります。 此方の難所は最後の急登で、特に最後は倒木と石楠花の木々が邪魔でちょっと難儀しました。 嶽滅鬼岳の隣りのピークで稜線に合流します。 総括として、英彦山界隈の山はやっぱり修験の山でした。 それと駐車場に戻ってきたら、遭難でもあったのか凄い事になってました。

英彦山系らしい岩場の細尾根歩きが多くロープ場やハシゴ場もあってスリル満点の山歩きが出来た。 初めての黒岩山は山頂手前の細尾根に続く岩峰に間違って登りその先が絶壁であることに気づきヒヤッとした。戻ってみるとリボンテープが岩峰を迂回するように表示されていて事無きを得た。 障子岳は岩場が少ないが急斜面が続くので雨上りで木の根など滑りやすく苦労した。

今回の登山、漢字から入りました。 岳滅鬼山、漢字カッコイイ はっきりとした、秋が分から無いので 晩秋でも、紅葉を見ることが出来ました。 登山道は古道を利用することが 多く、先人の跡を歩く登山でした 歴史の有る山域で、一晩過ごし ゆっくりとした時間が過ごせました、 「餓鬼の心を滅する」出来たのか。 寄り道多いので行程です。 深倉園地駐車場→深倉林道、大南林道 ⇔黒岩山→岳滅鬼峠（泊）⇔法華窟→ 岳滅鬼山→峰入り古道→三国境⇔浅間山 →深倉越⇔宝珠山→深倉園地駐車場