池河内湿原から池内山周回
以前から気になっていた池河内湿原へ行ってみようとして、湿原を散策するだけでは遠路を行くのにつまらないからと、中河内との行き来に使われていたと思われる、庄野嶺越から余呉トレイルを北行して、池内山から巡視路を池河内湿原に周回はどうだろうと考えた。 R161から疋田の8号線を右折し、刀根から左折して笙の川を随分と遡ると池河内湿原に到着した。湿原の看板には、カキツバタ、ミツガシワ、ヤギトラノオ、ミズドクサがあると写真で掲示していたが、それらの季節は終了か、これからか?いずれにしても目にはできなかったが、コウホネ(河骨)が沢山咲いていた。看板とトイレの前の駐車地には1台の車が停まっていて、先行者がいるのだろうと思っていたが、下山後も停車中で山中でも逢わなかったので、別の用事で来ているのかもしれない。 池河内集落内の庄野嶺越の林道には民家が多数あるが、住人がいるらしい雰囲気はなかった。そんな道も車の新しい轍が見えるので、山仕事で入る人もいるのかも?と話し合いながら樹林帯になって、廃林道にもなってしまった。一段流れから登ると茫々の草の中に踏み跡が見えて来て、いつの間にか掘割の道になった。これが庄野嶺越の道らしい。しかしながら、何時も掘割の道は枯葉と落枝と倒木で、歩きにくいことを経験しているが、ここも例外ではないようだ。更に歩きにくい時には両岸の掘割道上に逃げられるといいのだが、深い堀割れ道ではそれもかなわない。そこでおとなしく溝底を行くしかないのである。クネクネとしかも急傾斜で足元も悪く、休むにも場所が無いのである。幸いと溝底に平行な倒木に座り込んでやっと休憩だ。 掘割道は余呉トレイル(江越国境稜線)まで続くようで、長い長いクネクネであった。傾斜が緩んできたので、左の斜面を登るとトラバース気味の踏み跡が上に続いて、すぐ上がピークらしい感じであった。このピークの南端に三角形の構築物があるらしく、〒マークのようなものが付いているとのことだ。何の構築物かは判らないが、かなり昔の物らしい。 北に足を向けると、そこは601m地点で北方に池内山らしきピークが見えた。ほんの少しの切り開きのみが見えるだけで、他は何も見えない樹林帯だ。だが、ここは山毛欅の樹林帯で大きな木ばかりで見事なものである。緩いアップダウンを続けて70mほどの高度を登りきると655m地点で、池内山はすぐそこのようだ。そろそろ疲れ始めた足を気にしながら、池内山の三角点に到着したら、山名表示板が今日初めてだ。標高646.8mと国土地理院地図にはあるが、表示板には何故か手書きで646.7mと記載があった。数年前にはフォント文字の山名版があった写真を見たが、それは見当たらなかった。 山頂のすぐ北側に送電線鉄塔があって、周囲が切り開かれていて切った大木が横になっているのと切株を利用してランチとした。鉄塔先には日本海が薄っすら見えていて、越前岬方面が霞の先にあるようだ。すると先週いった敦賀の町並みや金ケ崎城跡などは木々が無ければ見えるのかもしれないと思いながら、楽しいランチ時間は直ぐに終了だ。北東の山並みにはガスが掛かっていて、此方に来ると小雨が降るかも?と心配な声もあったが、東に流れたようで雨の不安はかき消えて良かったと一安心の声が聞こえた。 ここからは巡視路なので快適だろうと思いきや、トラバースの幅せま道と不鮮明な踏み跡と少しの藪で、難渋を何度か経験しながら彼方此方道を探しながらであった。送電線は直線であるが山道は地形に沿って右に左に、上り下りと紆余曲折するので、巡視路も山道なので難しい部分が多いのである。幸いと携帯GPSで現在地と行くべき方向は国土地理院地図でそれなりに判るので、地図を見ながら木々の間をクネクネとぬって進むのだ。この巡視路に白いテープが張ってあったり、彼方此方に散らばったりしていたが、倒木や切断などの目印かもしれない。このテープがあれば、巡視路と判るのである。しかしながら、すべての場所にあるはずがないので、それらを発見すればホッとしたものだ。藪の中から白いテープを見つけて、これで安心していけると気持ちが落ち着くのを感じたものだ。 何本もの鉄塔を過ぎて傾斜が緩んだと思ったら、道に出た。これは敦賀への道のようだ。地図からはこの道に出る場所は前後が法面があるように表示されていたが、現地は高度差は殆どなく、法面の表示は大げさなものであった。道を西に進むと駐車場があって、池河内湿原への東の入口でもあった。駐車地まで湿原の中を歩こうと進むと木道が続いていた。湿地には何の花もないが、モリアオガエルの卵塊が物凄い数だ。それ印外何も見当たらないのが寂しかった。 湿原の西入口近くまで来た時にコウホネが咲いているのを発見して、狭い脇道の木道で写真を撮っていると、西入口部分にはかなりの数のコウホネが咲き誇っているのにはびっくりだ。無理して狭い暗い場所で撮影したのにと、再度コウホネ三昧だ。今回山の中ではヤマボウシの花が白とピンクが見事に咲いていた以外には気になる花はなかったのだった。 ”永”、”竹”、”長”







