地池高(往路:日出ヶ岳経由、復路:堂倉山経由)
大台ヶ原山・日出ヶ岳・大杉谷
(奈良, 三重)
2022.11.28(月)
日帰り
2017年11月中旬以来の地池高です。
その時は、雪山でゴールまで氷点下のため、今日とはずいぶん違いました。
日出ヶ岳への日の出登山は、3回目。
今回も富士山は見られず。天気が下り坂のためか、どんどんガスがわいてきました。
で、このまま帰るのは惜しいため地池高に足を延ばすことに。
シラサコからは稜線下にある森林鉄道跡(※)を歩いて地池高に向かい、帰りは稜線歩きで堂倉山経由のプランです。
山手線の軌道跡は見つかりましたが、危ない場所もあります。
そりゃ、ちょうど100年前に休止した林鉄です。しかも降水量が多い山域ですから。
軌道跡にはごく荒くピンクテープがありました。
廃道マニアか沢屋かな~。
熊野灘沿岸から大台ケ原まで森林鉄道を敷いて、4年間半(うち冬は仕事にならないハズ)で切りつくすとは大正時代の森林開発には驚きです。
5:25登山口~5:51日出ヶ岳ピーク6:42~7:16尾鷲辻~7:42堂倉山分岐~7:52シラサコ~9:38地池高~10:34堂倉山ピーク~10:40堂倉山分岐~11:22尾鷲辻~11:45登山口
※四日市製紙(大台林業)専用軌道(『三重県の森林鉄道/片岡ら』(H25)より)
・大台ケ原山上~紀北町相賀(索道・インクライン含め約20km)
・山手線は大正7年(1918)4月に全通、大正11年(1922)末に休止。
※吉野熊野国立公園
・今回歩いた区間は公園外(なお山手線の大台ケ原山上~シラサコは普通地域・特別区域)。
参考:http://ranger-k.eco.coocan.jp/Npark/NP_webmap.html