鶏頂山1300年記念祭
高原山・釈迦ヶ岳・鶏頂山
(栃木)
2026年05月24日(日)
日帰り
先週の高原山では深刻なダメージ。
左足の裏のマメが痛いのなんの。
金曜日まで痛み、迎えた土曜日。
日曜日は鶏頂山1300年の記念祭の予定。
なら登山口は高原山の西側。
せっかくなら釈迦ヶ岳もまた行こうか。
前夜泊で早朝から釈迦ヶ岳に行って帰りのお昼に参加すれば丁度いいか。
そう決めた土曜日の午前中はバイクで一回り。
昼過ぎから車で日光方面へ。
今市で買い出し済ませて温泉に浸る。
いざ登山口へもみじラインをグイングイン。
鶏頂山登山口は2つ。
メインは鳥居のある南側だが混雑を予想して北側に停める。
これがまたガッスガスの濃霧。
飲んで寝ると夜中にバラバラと雨が降る。
5時過ぎに起きると相変わらず雨が降る。
しかも風もある。
ありゃ、これは中止か?
とりあえず朝食して様子を見る。
まぁ、これはもう、普通に釈迦ヶ岳は中止だ。
なんとも微妙なのだ。
小雨だったり、止んだり、パラパラ降ったり。
とりあえず関係者が来るであろうメインの南側の駐車場に移動。
車は1台だけ停まってる。
入口近くに停めて待つ。
関係者の公式Xでは行うような通知だ。
鶏頂山まで約2時間半、とすると神事は12時からだから9時頃にゆっくり登ればと。
まだ7時過ぎ。
待つしかないな。
しばらくエアコン除湿で回しつつ車内を片付けつつダラリと待つ。
そのうちまた車が1台停まる。
また1台、小型バスみたいのが来る。
続々と人が降りてきて準備体操を始める。
さすがにそろそろ行こうかな。
また車が2台来る。
準備、カッパ着てスパッツと靴カバー装着してリュックにアレコレ入れて。
さてと、行こうとすると停まってた車から見覚えのある方が出てきた。
神職さんの奥様だ。
聞けば神職さんは川治温泉の里宮から登ってきてるそうで到着は9時の予定だがこの天気でだいぶ遅れているとの事。
確かにヤマップ見ると尾根伝いに足跡は無いが破線コースがあるのがこの経路か。
後日、このコースはヒルが多くオススメできないとの話だ。
記念の手ぬぐいとタオルを戴き、ちょっと早いが出発とします。
鳥居を抜けて登山道をサクサク進む。
雨は小降りだが風があり、時折パラパラと。
それよりもだ。
古いバイク用の靴カバー、底だけ無いボロボロのやつが凄まじい破壊力を発揮する。
登山道はしっかりしてるものの背の低い笹がいちいち足首をバサバサと叩く。
雨でびちゃびちゃに濡れたやつ。
これバイク用靴カバー無かったら10分くらいで靴の中ガボガボですやん。
次第に道は広くなり、やがて旧スキー場コースと合流してゲレンデを登り詰める。
樹林帯の広い荒れた道を登り、大沼を過ぎると弁天池に到着する。
水芭蕉が一つだけ残り、湖底にはモワモワした白いカエルの卵。
鐘を全力で叩いてそのまま道なりに進む。
分岐点があるはずなのだが見当たらず、そのまま鶏頂山へ直登コース。
ここからが本番と言ったところ。
一気に急傾斜になり岩場の細かいジグザグ、カッパの下が少しずり落ちていたものが足を上げると股が張って上がらない。
腰紐を締め直してグイグイと登る。
ペースは鬼ゆっくりにしないと、一度発汗して蒸れると乾かないから注意だ。
やがて山頂への稜線に到着。
ガッスガスと強風で展望もへったくれもない。
ダラリダラリと尾根道を進むと、ちょうどシロヤシオが咲き始めていた。
大入道は来週あたりがベストかな。
荒れて土ズルズルの急坂を登りきると社殿の立つ鶏頂山に到着する。
誰も居ない。
どうやら先発の団体は釈迦ヶ岳のようだ。
奥の広場に腰掛けて一休み。
驚きの白さだ。
何も見えないのは仕方ないとして、ガッスガス濃霧に吹き付ける冷風。
気密パンパンに膨らんだパンを昼食してる間にみるみる寒くなってくる。
こらアカン。
一応持ってきた薄手のダウンをカッパの下に着込むものの、無いよりマシ程度。
そうしてるうちに後発の団体が到着。
関係者なのかわからないが、この時間に来て昼食を始めているので恐らく関係者だろう。
とにかく寒くてたまらない。
どこか風除けしたいけど、社殿の脇は小さな祠があるし山頂の周囲は急斜面の藪。
かろうじて枯木の影で膝を抱えてやりすごす。
震える程ではないが、とにかく寒い。
風に吹かれて雨粒が時折パラパラ。
居眠りしたいが永遠の眠りにつきそう。
先週とは真逆だ。
ウトウトしてる間に続々と人が集まり、12時半には神事が始まる。
祝詞奏上、お祓いに玉串奉奠。
最後にお神酒振る舞いと集合写真。
話では前日、川治温泉の里宮では娘さんが巫女の舞を奉納してきたそうな。
そっちも見たかったなぁ。
お札と御朱印、バナナを戴き解散。
さてと下山しますか。
一斉に下山したもんだから当然、渋滞発生。
このエグい急坂、仕方ないけども。
困ったな。
所々でじっと待ちながら少しづつ下りる。
この渋滞、なかなかだ。
黒部立山や奥多摩に匹敵する久々の待ちだ。
尾根道から弁天池への分岐点に到着、さすがにこれはアカンと尾根道を直進。
知っている。
もう一本の道があるのだ。
右側はナギ落ちた谷間だがガスガスでよく見えない尾根道を進み、5分ほど進んだ分岐点から登山道をサクサク下る。
広くて快適な道、やや不明瞭だが誰もいない静かな森の道。
トントンと下りすぐに弁天池に到着。
誰もいない。
遠回りだから団体は行ってしまったのか追い抜いてしまったのか。
池から樹林帯の広い道になり、途中の流水で泥まみれの靴カバーをザブザブ洗う。
あとはもうゲレンデコースからトントン軽快に下って駐車場に到着。
バスと車が8台ほど。
車に戻り一休み。
カッパ脱いだりモタモタ片付けて、その間も誰も下りてこない。
あの渋滞っぷりじゃなぁ、休憩も長かろう。
お疲れ様でしたと言いたいところだが待っても来ないので帰ります。
いつも参加する高原山の開山祭、ついでに立ち寄っていた鶏頂山だったが神事に参加できたのはなによりも貴重な体験でした。