牛奥雁ヶ腹摺山 小金沢山からの絶景
2026年07月12日(日)
日帰り
梅雨が明けきらず雨が降ったりやんだりの季節が続いた後、土日しかバスの出ていない大菩薩方面に出発した。8時10分の甲斐大和駅発のバスに乗る予定だったが、少し早めの便に乗って駅に到着。すでにバスが来ており日曜日で増発するつもりなのか8時10分前には出発することができた。40人乗りのバスだったがすずらん昆虫館で降りるのは私だけで残りは皆さん終点上日川だったようである。
1人で登り始め、登山者向けのトイレで用を済ますと比較的なだらかな勾配を上っていく。途中から林道に入るが林道脇に登山道と矢印があり、少し進むと登山道。(迂回路)となっていたので、本道では無いのかと逆戻りし、林道周辺終点まで行ったが、そこからの登り道ははっきりしないので道なき道を登っていくと、結局迂回路の先につながった。道脇にミヤマオダマキが咲いていた。獣よけのネットがをくぐってしばらく歩くと、道が細くなり、ネットの向こうに踏み固められた道が見えたので行こうとするとそこはネットの出口になっていた。案内がないと迷いやすい。車道まで登ると二台ほど車が駐車されていて、ここから本格的な登山道に入る。傾斜のきつい坂を上り続ける。標高が高いのでダケカンバの林が美しい。道脇に時々ミヤマオダマキが黄色い花をつけていた。
標高が上がるとカラマツやシラビソ思われる木が現れる。下生えは、笹と苔。パノラマ岩という大きな岩に出くわす。左右どちらからでも回り込めるらしい。地面に花が散っていた。見上げるとサラサドウダンがわずかに残っていた。シャクナゲも咲き残りを見ることができた。さらに登り続けると徐々に木が低くなり開けたところで大きな笹原と枯木が乱立する不思議な光景が広がっていた。振り返ると南アルプスや八ヶ岳方面が広く見える。もうひとがんばりして牛奥雁が腹摺山に着く。山頂からは大絶景である。曇り空だったが、富士山も山頂まで見えるし、奥の八ヶ岳を含めて西の方まで多くの山並みが広く見ることができる。1枚の写真に収まりきらない。しばし景色を堪能しながら軽食をとって休憩した。
小金沢山まで笹原と低木の道を歩いていく。小金沢山山頂からも絶景である。一旦、雲に隠れた富士山も再び頭を出してくれた。山頂下の笹原でシカが笹を食べていた。
石丸峠の向かう道は笹原が切れると道がとてもわかりにくく、かなり降りたところで間違いに気づいてまた戻るのを含めて道迷いを3回も繰り返してしまった。
石丸峠手前の天狗棚山の上りは笹原の道だったがかなり疲れていたので登るのに時間かかった。石丸峠に着く。石丸峠は分岐点だが、休憩するところはあまりないので、もうひとがんばりと熊沢山を越えて大菩薩峠までいく。疲労のピーク。足取りがかなり重たくなった。途中立ち止まって息を整える。大菩薩峠についたときにはもうヘトヘトだった。ここまではすれ違う人も決して多くはなく、合わせても10人程度だったが、大菩薩峠には多くの人が休んでいた。食事と水分を補給し、足の疲れが取れるまで30分休憩した。余裕があれば大菩薩霊まで行こうかと思っていたが、足のほうは限界だったのでここから下山した。
下山路はいい道でのんびり降りて行く。途中、道脇の標識脇に鹿が。こっちを向いている。近づいても逃げない。興奮させないように道の反対側をゆっくり進んだ。結局通り過ぎるまで逃げずにこちらを見ていた。福ちゃん荘、上日川まで降りて終了。バスまで30分以上待ち時間があったが、疲れを取る時間が必要だったのでちょうどよかった。
前回、風の谷のツアーで感が腹摺山と反対の、甲州アルプスの黒岳にのぼった。大菩薩嶺も上日川まで車で乗り付けて登ったことがあった。その間をつなぐ甲州アルプスの小金沢連嶺に登ることができた。富岳十二景の一つ、2番目(牛奥雁が腹摺山と小金沢山)で、名前の通り、富士山を含めた絶景だった。まさかこんなによい景色が見れるとは思わなかった。楽しい楽しい山行であった。