恵那山初登頂(神坂峠ルート)
恵那山・大判山・神坂山
(長野, 岐阜)
2023.12.10(日)
日帰り
12月とは思えない好天と気温となった土曜日
翌週の朝イチで出す資料を作成するため出勤したストレスを解消するため、急遽、決行することとしました。
場所は、以前から計画を立てていた恵那山の神坂峠ルート。
このルートにした理由は、ついでに山を2つ登れるから(笑)
仕事を片付けた後にイオンに寄り、食料の調達に加えて冬用のベースレイヤーを購入するためにモンベルへ。
汗かきな自分はメリノウールよりもジオラインの方が向いていると思い、中厚手のラウンドネックを選択。ついでに無名メーカーのロングスパッツ用に交換用ストラップも購入。
前日のうちに準備を整え、深夜に出発して日の出前から登頂する計画だったのですが、目を覚ましたのは朝の5時半。アラームをセットする途中で寝落ちしてました。
急いで準備を済ませて中央道を経由して神坂峠登山口に着いたのは8時前。日没前には岐路に着ける時間なので、登頂開始です。
この日は雲一つない晴天でしたが、登山に至る道路や駐車場は雪が残っています。登山道も殆どが雪道、または泥でぬかるんでいます。そのため、前回の御在所から投入したロングスパッツが泥や雪が靴に入るのを防止するのに役立ちました。
千両山から大判山までは難なく進むことができました。熊笹の藪も雪に潰され苦にならなかったのですが、夏場は厳しそうな茂り方してます。
大判山から先は、標高が高く日当たりが良くないせいかパウダー状の雪が残っているため歩き辛かったのですが、2つ目の梯子を登った先くらいまでは靴だけで登れました。ですが、山頂に至る分岐点までの傾斜は靴だけでは厳しそうだったのでチェーンスパイクを装着し、何とか登り切りました。使う時があるのか半信半疑で購入したチェーンスパイクでしたが、冬山登山には必須だと勉強になりました。
神坂峠からの分岐点から山頂にかけては景観を望むのは難しそうですが、山小屋裏にある岩の上からは御嶽、北及び中央アルプスを一望できる絶景を見ることができました。
山頂の展望台にも上りましたが、あれは何のためにあるんでしょうね(笑)
山頂で昼食を済ませて13時前に下山。途中で長めの休憩を取りつつ16時過ぎに無事下山できました。
今回は気温が高かったため往路の途中でミドルレイヤーを脱ぎ、ベースレイヤーとアウターのみで全行程を活動しましたが、速乾性と保温性に優れたベースレイヤーのおかげで汗冷えすることなく活動できました。汗をかいてもアウターを脱いでいれば乾燥するジオラインの性能に感動です。チェーンスパイクもそうですが、冬山は装備を整えていれば天候に恵まれれば快適に活動できるんだと勉強になりました。
また、神坂峠ルートは天気が良ければ至る所で御嶽山から北及び中央アルプスまでを一望できる個所が多々あります。山頂での眺望が望めなくても道程で眺望が見れます。その代わり、山を2つ越えるという難関はありますが(笑)
加えて、夏場は熊笹の藪漕ぎを何度もする必要があると思いますが、初冬であれば藪漕ぎをせずに登れるので、次回も同じ時期に来ようと思います。