金峰山御嶽古道表参道ルート
小楢山・妙見山・乙女高原
(山梨)
2025年08月30日(土)〜31日(日)
2日間
昨年実施したクラウドファンディングの返礼品としてのツアーを開催しました。
修験の古道ですが、快適です。歩き慣れた方ならとても楽しめると思います。
下の方に注意点も書きましたが、多くの方に楽しんでいただきたいと思います
8/30(土)
朝5:30に金櫻神社集合
安全祈願の参拝の後、今回のクラウドファンディングにより整備された林道を通って登山口駐車場へ。道は舗装路ではありませんが走りやすく、また駐車場はトイレも設置されており快適でした。我々の他3台ほど車がありました。
猛暑予報の今日でしたが、森の中は快適道もわかりやすく、歩きやすく(金峰山小屋の主人が倒木の処理などしてくれたそうです)順調に南御室小屋跡へ
そこからは、梯子や岩場歩きも混ざるため、気を引き締めて尾根に取り付く核心の岩場も乾いていたため、ロープなどを使用せずに通過できました。
標高を上げ、低木帯に入るとさすがに日差しが暑くなりました。それでも五丈岩を目標に順調に登り、山頂へ。富士山は残念ながら見えずでしたが、ゆっくりと撮影などして、金峰山小屋へ。土曜日でしたが、小屋の宿泊は15名ほどで快適でした。
8/31(日)
5時起床で朝食
今日は予報に反してガスに覆われ、昨日よりも展望がなしやや風も強かったですが、ゆっくりと山頂に登り返し、御嶽古道を下山。下りが苦手な方がおり、ゆっくりとでしたが順調に下降。参加者が全員女性だったこともあってか、良い雰囲気で山行を終えることができました。
重ね重ね、クラウドファンディングへのご協力、どうもありがとうございました。
【感想】
・やはり歴史を感じる素晴らしいルートでした。林道、登山道とも比較的明瞭で、歩き慣れた方であれば順分楽しめます。
・途中の梯子や岩場は注意が必要。特に濡れている時はかなりスリッピーと思います。朝晴れていても、午後の下降時に降雨などがあるとけっこう悪くなると思います。
・支点の付け替えなどの整備を、甲府市と連携してしてもよいと思いました。
・早朝出発すれば長くとも日帰りできますが、ここは金峰山小屋に泊まることでより深く本来の奥深い奥秩父と金峰山を楽しめると思います。宿泊を強くお薦めします。金峰山小屋はシンプルですが快適な小屋。はじめはややぶっきらぼうな小屋番ですが、山への愛情を感じます。
・熊が出る雰囲気はあまり感じませんでしたが、場所柄いないところではないので、通常の注意は必要。
・地形の判断や、地形図、地図アプリに不慣れな方は、経験者との同行を薦めます。元々が修験者の修行の道でしたので、ハイキングではありません。
・途中携帯電話がつながらないところがほとんどで、非常時に通報、救助要請ができません。危急時対応できるスキルや装備が必要ですので、ご注意を。
【以下は実施した時のプロジェクトの要旨です】
日本百名山「金峰山」には、忘れられつつある“古道” があります。
甲府市/長野県川上村にまたがってそびえ立つ、標高2,599mの「金峰山」。
山頂の「五丈岩」の佇まいが特徴的な、日本百名山にも選ばれている美しい山で、今も昔も変わらぬ甲府市のシンボルのひとつです。
金峰山の歴史は古く、その威風堂々とした姿から、多くの人にとっての信仰の対象となっていました。伝承によると、日本武尊(やまとたけるのみこと)が東征の際に五丈岩の下に社殿造営を命じたとの記録もあります。
そんな金峰山には、実は「忘れられつつある“古道”」が存在します。
古くは修験道の場として栄えた金峰山で、多くの山伏や修験者たちによって山頂の金櫻神社本宮を目指すための“表参道”として使われていた「御嶽道」と呼ばれる道です。
御嶽道の道中には、「 鶏冠岩 とさかいわ 」と「片手廻し岩」と呼ばれる神秘的な岩々やかつて本当に水晶が見つかった「水晶峠」といった名所が存在し、振り返ると数々の山稜から顔を覗かせるここだけの「富士山」の姿を伺うこともできる素晴らしい道です。
しかしながら、他の山頂へのアクセスが容易な登山ルートが開通することで、いつしか足を運ぶ登山客が少なくなってしまいました。
美しい御嶽古道を復活させるために。
登山道に続く林道を開通させる
プロジェクトが始動。
登山ガイドとして、あるいは一登山者として金峰山に幾度となく足を運ぶうちに、「かつては “表参道”として親しまれてきた、この素晴らしい登山道をもっと多くの人に楽しんで欲しい」「金峰山が持つ文化と歴史を語り継いでいきたい」という気持ちが日に日に強まっていきました。
そこで思い至ったのが、「御嶽古道に至るまでの林業用として活用されている専用道路を、一般向けの林道として整備する」というアイデアです。これを実現できれば、御嶽古道の登山口まで車で行けるようになるため、より多くの人に金峰山の旧表参道である “御嶽道”を体験していただくことができるようになると考えました。
この夢のプロジェクトを本気で実現させるために、仲間たちと「金峰山を愛する登山者の会」を発足。林道整備のために立ちあがり、金峰山を保有する甲府市に直接林道整備を申し出たところ、甲府市から「金峰山本来の文化や歴史を後世に語り継いでいくために、ぜひ一緒にやりましょう!」とご快諾いただくことができました!
しかし、その他多くの方々にご協力を呼びかけご支援を募りながらも、どうしても林道の整備費の一部が不足している現状です。
金峰山は私たち一部の登山家のものではありません。全ての山を愛する皆様、地元の皆様、ひいては、豊かな自然に囲まれた日本に住む全ての方々と一緒に、この金峰山の新しい歴史をともに作っていきたい。だからこそ、林道整備にかかる一部費用をクラウドファンディングで募る挑戦をしてみようと考えたのです。
御嶽古道につながる、一般の方も通れる林道が新しくできれば、御嶽古道を復活させることができます。
ご賛同いただける皆様からの温かいご支援を、どうかよろしくお願いいたします。
金峰山を愛する登山者の会 一同
【クラウドファンディング時のページ】
https://corporate.yamap.co.jp/news/fyl9te7T
https://readyfor.jp/projects/kinpusan
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000119.000022908.html
https://www.city.kofu.yamanashi.jp/shinrin/kodouhukkatu.html