09:41
20.6 km
2171 m
【日本二百名山】池口岳~右回りの周回縦走で深南部を堪能😉
池口岳・加加森山・光岳 (長野, 静岡)
2025.11.30(日) 日帰り
前日、熊伏山に登った後、道の駅遠山郷で車中泊。 朝4時過ぎに起床。昨日売店で買った朝飯を食べ、出発の準備をしていると5時前にいきなり濃霧に覆われて天候が不安になりましたが、登山口に着くまでに霧がなくなり一安心。 道の駅から登山口までは約20分で到着。3台の先行車あり。うち2台は戻ってきた時も停まっていたので縦走中かな? 登山口から黒薙の頭までは比較的緩やかな登りが続くので、軽いウォーミングアップ。 それ以降はそこそこのアップダウンが続くが昨日の縦走に比べれば楽なもんです(笑)。 標高1,800mを越えるぐらいから、足下に雪がちらほら見え始め、登るほど徐々に雪が深くなってきます。そしてジャンクションピークで軽アイゼン(4本爪)を装着。 もともと雪は想定してなく、最後の渡渉のために乾きやすいトレランシューズ(SenseRide5)を履いてきてましたが問題なく装着できました。雪のおかげで汚れていたトレランシューズがきれいになったのはうれしい誤算です(笑)。 池口岳北峰までは登山道は整備されていますが、南峰に向けては笹藪に覆われていて道は不鮮明でかつ急勾配のアップダウン。途中、お会いした方が周回は諦めて引き返してきたというので、想定外の積雪の為、心が揺るぎましたが、この急勾配を戻るのも嫌だったので強行して周回へ。 結果的には軽アイゼンのおかげで問題なく歩くことができました。 池口岳南峰から鶏冠山までは積雪有りのバリルートでしたが、進む方向をGPSで確認しつつ進めば比較的に楽に歩けました。急傾斜も軽アイゼンのおかげでグリップが効いて安心。 ただ、鶏冠山北峰への急登で力尽き、南峰へ行く足力がなくなったので断念。取りこぼしが心残り。 鶏冠山北峰から青薙分岐までも道らしき道はないのでGPS必須でが、比較的楽に歩けます。 この山行で一番難関だったのは、この青薙分岐からシャクナゲ平登山口まで。 ひたすら急傾斜の下りで、落ち葉の下の土も崩れやすくて滑りやすい。木に捕まりながら必死で下る。途中石を落としまくった瞬間は下に人が居たらと思うとゾッとしました。シャクナゲ沢ルート分岐から登山口までも、道は落ち葉で隠れて不鮮明で一部脆い斜面のトラバース有り。登山口まで気の抜けない状態が続きました。 沢に着いたら、渡渉して沢の北側へ。そのまま進んでいるとルートをそれてしまい、慌てて沢の南側に再渡渉。約4kmほど集落?の間と林道を歩いて300m程アップした登山口駐車場に到着。無事に下山することができました。 下山後は、昨日と同じ道の駅で下山メシと下山風呂をいただき、少し休憩したのち帰路に。 噂に違わぬ難路でしたが、深南部の奥深さを堪能でき満足した山行となりました。 駐車場:池口岳登山口周辺(6台程)到着時には3台ほど駐車中。登山口までの2kmほどは未舗装路ですが、窪み等は少なく荒れていないので問題ないと思います。 下山風呂:道の駅「遠山郷」内のかぐらの湯(800円) 下山メシ:道の駅「遠山郷」内の善き叶(よきかな)17時以降に入店 ソースカツ丼(1,200円)、アマゴのからあげ(600円) ■備忘録(食料品) 水500ml、アクエリアス500ml、麦茶600ml、ホットレモンティー500ml(朝湯を沸かしてモンベルサーモボトルに) 菓子パン2個、ジェル4個、カロリーメイト2袋、袋入りラムネ6個、小袋入りナッツ2袋。 日本二百名山:池口岳(22座目) ピークハントした山:6座 黒薙・利検沢ノ頭・ザラ薙ノ頭・池口岳・池口岳南峰・鶏冠山