06:31
11.0 km
1177 m
大源太山ピストン
谷川岳・七ツ小屋山・大源太山 (群馬, 新潟)
2025.11.15(土) 日帰り
この週末は雪を纏った谷川連峰を眺めに大源太山周回を目指して行ってきました。 通行止 登山口Pの随分手前に通行止めバリケードあり。結局今日は自分一人だけ。3km程林道を歩き登山口に到着。 登山開始 登山口標識の先に渡渉3ヶ所ほどあり。1つ目の渡渉のみ水量多く、先週と同様にビニール袋を履いてクリアする。 すぐに蓬峠方面への分岐標識が現れる。ここから見た感じの踏み跡は明瞭なようだ。 しばらく進み、2つの渡渉を超えて尾根道に取り付く。 路面は乾いた枯れ葉で一面覆われており歩く感触が良き。だが降りでは気をつけねば。 重低音が不定期に響く。何?トンネルの音? 隣の尾根から鹿の声が聞こえる。 ホイッスルを吹き、警告音ツールで都度存在アピールしながら登る。熊よ頼むから出ないで。 樹林帯を抜け上空を眺めると1400m付近から厚い雲が横たわり、稜線は見えない。9時すぎから晴れ予報だったが遅れている模様。 1200mあたりから路面に雪が現れ始める。1〜2日前の1名様の踏み跡を辿りながら歩く。足跡が有ると無いでは安心感がぜんぜん違う。 話題のやつの形跡が 尾根道をどんどん登っていくと雪に見たことの有る足跡。熊の成獣だな。恐らくこれも1〜2日程前のものと思われる。安心の踏み跡がここで消えた。しばらく熊の足跡を辿りながら頂上を目指す。熊もしっかり登山道を辿っている。 登頂から晴れ待ち 大源太山頂上に到着。全部ガスって何も見えない。周回路を見下ろすと結構急なアップダウンが見え隠れ。雪も有るので周回は断念した。その代わりにしばらく晴れ待ちしてみることにする。 少し降りて風の当たらないところでレインを着込んで空を眺める。湯沢方面は見通せその周りもだんだん雲が切れ始めた。頂上に移動してパンを齧りながら眺めていると一ノ倉岳、武能岳の頂上部分を残して山肌がくっきりと見えるほど晴れてきた。晴れ待ちして正解。一通り撮影してから下山とした。 下山 岩場で滑って転んだところが泥で肘や尻が泥だらけとなってしまうが怪我なく一安心。 雪で泥を落としながら歩いて渡渉も難なく越えて下山完了。 周回とはいきませんでしたが良き山行となりました。