04:08
9.3 km
412 m
【撤退/雪崩】北アルプス抜戸岳
槍ヶ岳・穂高岳・上高地 (長野, 岐阜, 富山)
2026年03月01日(日) 日帰り
週末の北アが快晴、このお天気は超久しぶりなので行ってきました。 懸念は雪崩のみ。 抜戸岳や笠ヶ岳に行ける笠新道は私にとっては撤退多めスポットです。 過去に残雪期に笠新道を登り、時間切れで二度の撤退を経験して三度目でやっと笠ヶ岳に登れた。 当時は百名山をぼちぼち登っており「すぐそこに抜戸岳てのがあるのか。マイナーな山なのかな」と気にもとめずにスルーして下山した。 10年くらいかかると思ってた百名山は3年で終わってしまい、後から三百名山と百高山に着手して「抜戸岳は百高山だったのか、、」と後から知った形です。 去年の12月に抜戸岳を目指すも体が乗ってこなくて登らず撤退。 「今日こそは」と思いましたが、通算4度目の撤退となりました。 前入りして車中泊。 寝坊して1時間以上遅れて登山開始。 多分いつもより雪が少ない。 山肌が見えている。 最初は左俣林道を歩きます。 12月に来たときはパウダースノーでしたが今は「溶けて」「凍って」を繰り返したと思われる雪。 固くてデコボコしつつ踏み抜くので歩きにくく、スノーシュー装着。 暫く歩くと奥穂高岳側の斜面から雪崩痕を確認。 単発ではなく複数あって、デカいのだと幅300m位ありそうだった。 林道を覆っており、歩きにくい。 「こんなのに飲まれたら一発アウトだなあ」と思いながら雪崩痕を越えて進む。 以前に4月の焼岳で見た全層雪崩痕は身長よりも大きな雪の塊がゴロゴロあって、しかもガスで雪崩痕のド真ん中に迷い込んでしまい「今おかわり雪崩来たら死ぬ」と超焦った記憶があるのですが、今周辺にある雪崩はヘルメットサイズのブロック状の雪の塊が道を埋め尽くしている。 土砂崩落の痕に似ている。 あの時とは全然ちがう。 「これ石なんじゃない?」と思って割ってみたけど雪だった。 デカ目の石がいっぱい転がってる感じ。 雪の塊が一つ一つが固くて石みたい。 雪崩が来るのを想像すると「飲まれて埋もれる」よりは「土砂崩れが起こって固い石みたいな雪の塊がボコボコ当たってくる」みたいな感じだろうか。 痛いし即死だろうな、、と思いながら雪崩を警戒しつつ進む。 笠新道の入り口に到着。 雪崩が多かったのでタイムロス多め。 ここまでトレースはあったのですが、皆さん先を目指しているようで笠新道のトレースはゼロ。 取り付いて登り開始。 トレースは無いのですが、雪が溶けて減ってるので夏道の歩きやすそうな場所がすぐに見て取れる。 歩き出してすぐに分かったのが「雪が溶けすぎている」と言うこと。 雪がシャバシャバで少なく、スノーシュー履いてるのに結構踏み抜く。 「これは杓子平さえも時間的に到達怪しい」と分かり早々に諦めた。 林道に降りて「別の取り付きポイント無いかな」と少し進んだら、本日最大の大規模な雪崩痕に遭遇。 これはデカい。しかもかなり上から雪崩れてきている。 雪崩開始は標高2,000m位からだろうか。上の方までよく見える。 この状態では、かなり上の方まで雪崩のリスクを感じながら登ることになるだろう、、何なら雪崩を誘発し飲まれるだろうと思い、そのまま下山する事とした。 天気は良くて最高の景色が期待出来る日でしたが、下から見ても十分美しかったし雪崩の勉強にもなったのでヨシとします。 短時間ですが楽しかった!