御岳山〜奥の院峰 おいぬ様専用御朱印帳スタート🐺
大岳山・御岳山・御前山
(東京, 山梨)
2024.09.23(月)
日帰り
前回の山歩きから少し日数が経ってしまったため、近場で無理なく登れそうなところを選択。
青梅の御岳山(みたけさん)から奥の院峰まで
歩いて来ました。
往復ケーブルカーを使って楽々登山⛰️🚠✨
筋トレジム通いの効果もあってか
全然疲れませんでした🙌
母親がまだ元気だった頃、夏のレンゲショウマを見に来て以来の御岳山。その頃はよく知らなかったのですが、この辺り一帯はかつて日本狼が生息していて、オオカミは「おいぬさま」と崇められ、盗難除けや魔除けの神様(眷属)として武蔵御嶽神社にも祀られてもいることで知られています。
この度は信仰の対象であったニホンオオカミへの興味関心から改めて来てみたいと思い、御朱印帳も新たに買い求めました。
人間が故意にニホンオオカミを絶滅へ追いやったりしなければ、今のようにクマが人里まで降りて来たり、増え過ぎてしまった鹿の食害に頭を痛めることはなかったのかもしれません。
次回以降の「おいぬさまシリーズ」としては
三峰神社か七ツ石山神社を訪ねてみたいと
思います🐺⛩️
宿坊が沢山あるので、寒いかもだけど
雪景色が見られる時に泊まるのも良いかも〜
なんて思いました🤗
◇補足◇
「おいぬさま」と聞くと民衆を苦しめた悪法で知られる「生類憐れみの令」を出した第5代将軍徳川綱吉を連想される方もあるかと思いますが、ここで言う「おいぬさま」とはその意ではありません。
日本神話には、日本武尊が秩父山地を訪れた際にオオカミが道案内をしたという言い伝えがあり、畑を荒らすイノシシやシカを狩るなど、人々の役に立ったため、特に江戸時代に神様(神様をお守りする使者)として広く尊い存在として信仰を集めた歴史があります。
ニホンオオカミは山の近くで自然の恵みに頼って暮らす人々にとっては、とてもありがたい存在だったからでしょう。
例えばクマは行動範囲がとても広く、森の中の生物多様性を維持するために欠かせない生き物です。しかしながら我々が彼らの領域である山に入ってクマに遭い、不幸にも怪我を負ったり、命を落としてしまうこともあります。そのため害獣認定をし、ただちに駆除対象とみなすなら、それはもしかすると森にとっては損失ですし、ひいては私たち人間自身の首を絞めることにもなるのかもしれないと思えてなりません。虫やウィルスも同じではないでしょうか。大きな地球全体の生態系システムの中では、何らかの役割を持って存在しているのだと思います。うまく共存することができれば良いのですが。
◇メモ◇
駐車場🅿️
御岳山ケーブルカー「滝本駅」に隣接
平日 1日上限1,500円
土日祝日1日上限2,000円(高いな!東京都)
ケーブルカー🚠
往復1,200円
季節の花
シュウカイドウ、ハギ、ホトトギス、ツリフネソウ、ヒガンバナなどが見頃でした🌸