15:57
34.2 km
3069 m
夢の飯豊連峰 大日岳日帰り登山
飯豊山・大日岳・御西岳 (福島, 山形)
2025.10.09(木) 日帰り
令和7年8月1日にこれまで行くことは無理だと考えていた飯豊山日帰りができた。 山行中、遠くに見える大日岳、いつかは登りたいが夢だよなぁ、、、と思っていた。 YAMAPで大日岳を日帰りしている投稿を見て、8月1日は暑い日で水も多くもっていかなえればならなかったし、今回は涼しくなって、水分は夏より少なめOK、ザックも小さめの20リットルなら軽いし、歩く時間を伸ばすため、早く出発すれば遠くに見えていた大日岳までの日帰りできる可能性があるのでは?飯豊山山頂まで行って、大日岳までいけるか判断することにして挑戦してみるかぁと、天気予報を確認して年休を取る。 仕事を終えて、食事を取ってすぐに運転、飯豊町で2時間の仮眠をとる。 深夜0時スタート、木々の間から差し込む月の光は明るく、それだけでは歩けないが、漆黒の闇ではないので気分的に楽。 夜は野生動物の世界、熊鈴🛎️3個と時々笛🪈を鳴らしながら歩くが、不意に鳥が薮から飛び立ってビクッとする😅 地蔵岳から雲海の中に入り、ガスがひどく、困ったのはライトに照らされた岩と砂地の区別がちょっと見えにくくなったこと。より慎重に歩く。 1,600m地点前後でようやく雲海を抜けて、月明かりで飯豊山見える。 飯豊本山小屋手前で明るくなり、ヘッドライトをしまう。 ご来光を見たかったが、東の空の雲が厚く、残念ながら見れなかった🥲 5時41分、飯豊本山小屋の管理人さんが小屋の前にいらっしゃったので挨拶、登山開始してから最初に会ったのは管理人さん。 飯豊山山頂では、前回、ガス(ほぼ雨降り)で見れなかったが、今回は、遠くに小朝日岳、中岳、大朝日岳、そして以東岳まで朝日連峰が、その背後に月山が。また、吾妻連峰、磐梯山など雲海の上に見れて感激。1時間くらいゆっくりしたいが、12時くらいまで飯豊山山頂に戻ってこないとタイム的にあぶないので先を急ぐ。 御西小屋までは、感覚的には、ほぼ平らなご褒美ルート、左を見ても、右を見ても赤、黄色たくさんの紅葉、雲海、気分良く歩く。スライドはゼロ。 御西小屋から飯豊連峰の最高峰である大日岳までは、初めて通る登山道、いったん下って登り返す、文平ノ池の下から山頂まで約250m!ここ登るのかぁ!と思うが意外とサクッと登れるのが登山のいいところ。 大日岳の山頂からは、北股岳がカッコよく、紅葉も綺麗であった。 ようやく食事を取ったが、モンベル水筒に入れた、かつて熱湯だったお湯も14時間経過したら、さまさずに飲み頃の温度に、お湯は「体にしみる~!」と思えるほど美味しかったが、カレーの完全飯はいくらかき回してもお米が膨らまず、パリパリした生米のよう、カレースープ状態でご馳走様。 大日岳でのスライドはお二人。 その後は飯豊山頂をはじめとして、20名ほどの方とスライド。 草履塚から切合小屋方面へちょっと下るとトトロにでてくる両脇の木の枝が上で合わさる木のトンネルのような箇所があるのですが、そこにオコジョがいて、親切な女性の登山者から「オコジョいますよ」と教えていただき、何十年かぶりにオコジョを見れて感動。 日帰り登山では、自己最長の34.2㎞、高低差3,069mであったが、6月6日に行ってきた神室山・火打岳・小又山周回よりも楽であった。 快適な気温と全くに近いくらい虫がいない、水場もあり、命の危険性を感じるような危険な場所(神室では2か所ほどドキッとした)もなかった。今はとても良い季節、素晴らしい山域😆(神室ももちろんいい山域です) 紅葉も見られ、後半は天気も大変よく、夢であった大日岳にも登頂できて長い良い1日でした。 【駐車場まで】 車で運転しているとき、動物がたくさんおり、カモシカ、たぬき、ウサギ、そして久しぶりに熊(90センチくらい?)を見かけた。 道路は全て舗装されているが、一部穴などがあいている箇所があるのではまらないように注意が必要。 【駐車場】 「やまがた山」には登山口120mほど手前に砂利敷の駐車スペースあり。30台程度。 との記載があるが、整備されており広かった。 この日は私以外に1台のワゴン車のみ。スライドしたときにお話しさせていただいたが、鈴の音で睡眠を邪魔してしまったようでごめんなさい。 下山したときも車は4台。 【大日杉ルート】 登山口は前回ながれさんから教えていただいた大日杉ルートを選択。 大日杉ルートは、10年以上前に知り合いからさ笹薮で大変な思いをした失敗したと聞いていたので、登山道整備もされていない、あまり人が通らないルートなんだろうなぁと勝手なイメージがあったのですが、現在はYMAPで調べてみるとメインの川入から入る横峰が登頂1018回に対し、大日杉の地蔵岳は376回でなかなかの人気コースだということが分かります。 登山口は小屋の玄関から反対側にあり、看板もあるので迷いません。橋を渡って右側です。 登山道には木の根の段差が多く、私としてはお金をかけてきちんと整備された高い段差、均等な階段よりも断然登りやすかったです。 草刈りもばっちりされており、平泳ぎのように笹をかき分けることは全くなかったです。 ただ、朝露がつくようなときは泥除けをつけていても足元の背の低い笹から水がかかり、靴の中は3分の1くらい濡れてしまっていました。 危険な箇所もなく大変いいルートで紅葉も綺麗。 ただ、長い😭 飯豊はどの登山口を選択しても長い。 地蔵岳を中心にアップダウンはあり、帰りの疲れた体に最後の登りである地蔵岳をみるとあれを登るのかぁと、、、 ラスボス感があり、大日岳より大きく、高くみえました😅 【熊対策】 YMAPの投稿でもこのルートで熊にあったと内容があったので、できるだけの対策をということで、熊スプレーをもっていないので、熊鈴を3つジャラジャラと鳴らして、熊が活動する中心の夜と早朝の山行なので、登山道で登りと下りの切り替わりのときと200メートルくらい進んだらピーと笛を吹きながら進みました。 【水の消費量と水場】 持って行った水(アクエリアス含む)3.18リットル 消費量 4.5リットル(粉末アクエリアス2袋2リットル分使用) 水場は多いコースであるが、ほとんどがルートから下にくだらなければならない水場。 飯豊本山小屋付近の水場に興味があって寄ったが、数十メートル下で水は豊富で美味しかったものの往復10分近くはかかる。水に困っていなければ、切合小屋前の水場(小屋のすぐ横で現在は水が豊富に出ており、500㎖に10秒もかからず満タンにできる)のみで十分かと思われる。 【ガス欠(しゃりばて)】 山形百名山の低山を登っていると、しゃりばての実感などなく、山頂で何を食べても影響はあまりないのだけれど、距離が30キロを超えて、高低差が3,000mにもなると、食べないと歩けないものだなぁと実感。 しゃりばて予防には気を付けて、梅しそ味の柿ピーやカロリーメイトなどもたまに口にしながら飯豊山山頂まで普通に登ったが、燃料がそこで底をついたらしく、思考がにぶく、足が思うように動かなくなった。面白いもので、カロリーメイトなどを咀嚼して飲み込んで数分経つと頭もはっきりし、足にも力がはいるように、あまりに体調が変化するのが面白い、カロリーメイトの半分(4本入りの2本)を取ると30分~1時間弱は元気になるが、だんだん力が抜けてくる、体の水分不足で咀嚼しても飲み込むまで時間がかかる、後半はアクエリアスで胃に流し込むように食べた。もう、カロリーメイトなど見たくない、食べたくない状態に。行動食についても長距離を歩くときには検討が必要と感じた。 登山中のエネルギー消費は以下の式で概算できるそうです。 5 ×(体重kg × 行動時間h)= エネルギー消費量(kcal) 例)体重50kgの人が6時間登山する場合:5 ×(50×6)=1500kcal 今回は 体重73kgの人が10時間登山する場合:5 ×(73×10)=3,650kcal 飯豊本山から3,650kcal必要だったよう。 食べ物とすると、 おにぎり🍙1個 180Kcalに換算すると 20個分!!😅 しゃりばてするはずです。 摂取する方法としては、 目安としては「1時間ごとに少量ずつ」が理想とのこと。空腹を感じてからでは遅く、登山開始からこまめに摂るように。 登りの負荷が強い時間帯は糖質中心、 休憩時には脂質やタンパク質も取り入れると効率的。 との事らしいので、また、ロングコースを登るときには注意していきたいと思います。 長文見ていただいてありがとうございました🙇🏻♂️