09:28
11.3 km
1086 m
しらびそ小屋🛖からの東天狗岳
八ヶ岳(赤岳・硫黄岳・天狗岳) (山梨, 長野)
2026年03月21日(土)〜22日(日) 2日間
大寒波到来により泣く泣く流れてしまった1月の冬山計画は2ヶ月というブランクを経て実現された。 下界の気温が昼間18℃近くなり、雪崩れの危険も頭をよぎってはいたのだが、なにせ山が我々を呼んでいるから行かないわけにはいかない。 1日目はしらびそ小屋までの行程でかなり時間に余裕があったため、朝は7時出発と、かなりスロースタート。 さらに第2次焼肉計画を目論んでいた我々は、以前もお世話になった大国屋精肉店に寄り、新鮮な肉を無事手に入れた🥩(おまけもしてくれた) 肉屋から稲子湯唐沢橋登山口までなぜか八ヶ岳牧場をぐるっと半周し山梨県経由でのルートを案内され、時間が更に押したが問題ない🕟 駐車場に着く直前の道中では、落ちたてほやほやの落石が転がっている。また落ちてくるかもしれないので足早に駐車場を目指す。 我々が駐車場に到着する直前にちょうど一台出てきてくれて、難なく停めることができ、助かった! 車を停めたら、ささっと準備していざ登山開始!(山に向かってよろしくお願いしまーす!) 登山口からしばらくの間は雪が溶けてしまっていて、所々にちらほらと雪が残っている程度なので、アイゼンは着用しなかった。このまましらびそ小屋まで雪がないのか不安になっていたが、登りにさしかかったところでようやくしっかりした積雪に。アイゼンを装着して雪山登山らしくなってきた。 ザクザクザクザクと静かな林道の中、雪を踏みながら進む。途中でちょっとずつ休憩を挟みながら2時間ほどかけてしらびそ小屋に辿り着いた。 受付が終わると小屋の方が今日泊まる部屋に案内してくれた。今日は"特別な個室"を予約することができ、中にはなんと炬燵が!ファンヒーターまでついていて、さらに陽当たりもバツグン、暖か過ぎる…荷物を片隅に置いて炬燵に入ってみると、もう寝てしまいそうだ💤 夕食までまだ時間があるため、メインイベントの焼肉をすることにした!建物を出てすぐのところにスレンレス製のキッチンテーブルがあったので、そこでお店を広げて焼肉パーティーが始まった!牛タン、カルビ、ウインナーと標高1700mにいるとは思えない豪華な内容だ。 小屋のおじさんに教えてもらった地ビールで乾杯!お肉は柔らかくてほんとに美味しかった。焼肉を食べた終わると、時間は16時、夕食前に明日の天狗岳アタックの準備にとりかかった。持ってきたアタックザックに必要最低限のものを、なるべく軽量化できるように厳選して詰め込む。他の荷物は小屋にデポさせてもらうため、他の荷物の整理も一緒にしていると、あっという間に夕食の時間になった。 夕食は、豆腐ハンバーグがメインで、信州サーモンのお刺身もついていた。とってもやさしいお料理で心がほっこり。 部屋へ戻り、炬燵に入りながら、団欒しながらトランプゲームをして楽しいひと時を過ごした。気づくと消灯時間の20時が近づいており、慌てて寝る準備をする。 ふと窓から外を見ると、満天の星空が広がっている。 下界では見られないような細かな光の星も見えるため、空が星で埋め尽くされていた。 布団に入れば寒過ぎることはなく、持ってきたダウンパンツを履かなくても眠ることができた。 翌朝は5:00に目が覚めたが、外はまだ薄暗い。布団から出ると寒かったのですぐにシェルズボンを履いた。 窓から天狗岳を見上げるとみるみる色が変わっていくのか分かる。 朝ごはんを食べに、一階へ降りていくと、なんと窓際でリスが朝ごはんを食べている🐿️ごはんに夢中でこちらの事などお構いなし! 我々の朝ごはんはというと、厚切りトーストを中心にウインナーや、お野菜、ごぼう入りヨーグルトと豪華な朝ごはん!特に、トーストはかなり厚切りだったことと、ごぼう入りヨーグルトはインパクトがあった! 部屋へ戻って、出発準備&デポ荷物のまとめにすぐに取り掛かる。降りてきてからはもう部屋には入れないとのことだったので、一つにまとめなければならなかった。 小屋の前でアイゼンを装着して、いざ出発! 本沢温泉との分岐から徐々に登りとなり、30分ほど進むと急な登りが現れた。小股で少しずつ歩を進めては休み、また進むを繰り返した。陽当たりのいい斜面ではやはり雪が解けてきており、シャーベット状になっていてアイゼンでしっかり蹴り込まないと滑ってしまう。 なんとかシャーベットゾーンは抜けて、一息つけるかと思いきや、九十九折りの長い長い登りが我々を見下ろしている。行くしかない!少しずつでも先へ進まないと! 早く登りきりたい気持ちが歩幅を大きくするが、大股で歩くと、アイゼンがしっかり刺さらないため逆に体力を使ってしまう。小股で地道に進むのが一番のようだ。 何度か休憩を挟みながら、やっとこさ尾根に出た! 風は少し吹いているが、寒さを感じるほどではない。 長めの休憩をして、再出発🥾 天狗岳頂上はまだ遠方に見える。ここからは岩場が多くなり、少し緊張する。ちゃんと足元を見ながらでないとアイゼンが思わぬタイミングで岩に引っかかったり、爪を岩にかけたところがしっかりしてないと、踏み外して転倒に繋がるからだ。 岩場を抜けると、最後の急登が!トレースに沿って一歩一歩着実に登る。登りきったっと思ったら、またもや岩場が!そしてその向こうにはピークが見える!ピーク手前で少しルートがわからなくなったが、結果的に正規ルートに戻り、無事に頂上到達!!ハイタッチをして喜びを分かち合う。幸い、風も微風程度で頂上で持ちあったお菓子、行動食を広げてゆっくりすることができた。 頂上であったおじさんと楽しいお話もして、記念撮影 もできたので、来たルートを通って下山開始。 岩場は慎重に進み、雪道はスムーズに下りれたのでだいぶスピーディにしらびそ小屋まで下山することができた。 小屋でコーヒーを飲みながらゆっくり休憩〜 身も心も落ち着いたところでデポしていた大荷物の最終整理をし、しらびそ小屋を発った。(しらびそ小屋🛖ありがとう,また夏にもキャンプしに来ます) しらびそ小屋からはアイゼン無しで歩いてみたものの、雪が残っていて日陰のところは凍っていて、つるんっといきそうだったが、腰を低くしてなんとか堪えた。友人がソリを持ってきていたので、途中で滑れそうなところで、滑って下りてみたりもした。荷物が重いため、加速がすごい!足でしっかり踏ん張って止まらないと、どこまでも行ってしまう。さらに標高を下げると、昨日は積雪が、残っていたところもほとんど解けていて、普通の夏山の登山道と化していた。丸1日経ってもいないのにかなり雪が解けてしまっており、それには驚いた。 そして、無事に駐車場まで帰ってきた。 おつかれさま、ありがとう、楽しかったのハイタッチ🙌 無事に下山できて何より^_^ 車まで戻り、山装備を車に押し込んで、稲子湯へ! ここはとても雰囲気のある温泉で、なんだかワクワクする♨️シャワーはなく、暑いお湯と水で温度を調整しながら桶に汲み、頭からかぶるスタイルだ。桶に汲んでいる間は少し身体が寒い笑 汗をしっかり流してお湯に浸かる。硫黄の匂いがプンプンのお湯で、肌がすべすべになった✨ 温泉を出たあとは、腹ごしらえ!長野県伊那市が地元の友人オススメの『ペリカン』という、内装がとても不思議(観葉植物だらけで、まるでジャングル)なレストラン?に連れて行ってもらい、ソースカツ丼と、みんなでシェアするカレーを注文! ソースカツ丼は、ソースの味がいい意味で絶妙で、とても美味しい😋カレーは、ザ・カレーと言った味でこちらもまた美味であった。 ご飯を食べたあとは、地元の方愛用のツルヤというスーパーで、美味しいと絶賛のドライフルーツ(白桃)を購入。家に帰って食べてみたら、確かに美味しい! ツルヤには、他にも地元で作っているジャムやなめ茸などがお手頃価格で売っており、地元の方が羨ましかった。 名古屋に戻る途中、小黒川パーキングでお土産を買い、無事帰宅。 今回もいい山旅だった。