バスでアクセス ゆっくり長者原から三俣山(西峰)
九重山(久住山)・大船山・星生山
(大分, 熊本)
2025.11.22(土)
日帰り
体力、技能無し、病み上がりでヘロヘロで、出来るかなと不安いっぱいでしたが、登れました。
車を使わないので、公共交通機関で移動し、長者原に連泊。歩いてすぐに登山口なので、とても便利でした。タデ原湿原も歩けるし。九重を歩きたいと言ったら、同行者がアクセスの良い場所を濃やかに調べてくれて、とても有り難かったです。
素晴らしいピーカンのお天気、朝は落ち葉についた霜と、黒土を持ち上げる霜柱を眺めながら、帰りはそれが融けてグチャグチャのツルツル道を踏み分けて。帰りに一回、段差のあるところでズルッと滑り落ち、腰が真っ黒に。
諏蛾守越からは急登で、段差大きい箇所では体重を持ち上げるのに苦労し、最後の分岐の手前では、余りの段差に片足掛けたものの、へばってきていたことも有って体重持ち上げられないし、段差と勾配きつ過ぎて降りることも出来ずに身動き取れなくなり、「こんな風にして救助要請せざるを得なくなるのか?!」と、一瞬愕然としましたが、そんなことして良いわけない、と言い聞かせ、当たり前ですがなんとか身体を持ち上げて登りきれました。
YAMAPのフィールドメモで残してくださった方がおっしゃる通り、頂上手前の分岐は、気を付けて右側に回ったほうがずっと傾斜が楽でした。帰りはそちらを選んで楽々でした。
いつも、登る前に麓から見上げて、こんなところに人の足で、自分の足で登れるのかな?!とおののき、下山して改めて見上げて、こんなところに本当に登れたんだ!と、びっくりして。
頂上まで行けなかったとしても、とても素敵な山道でしたが、登りきれて嬉しさ倍増です。
晩秋の森は、真っ青な空が葉が落ちた枝の間から見えて、鳥も所々で観察でき、本当に素敵でした。クヌギ林を歩いたのは初めての経験です。
それにしても、私より遅い方はいつも居なくて、お年寄りにも抜かされていく始末。皆様足取りしっかり、着実に歩を進めていらして尊敬。
体力無くて登山始める方は、一体どうしていらっしゃるのだろう?といつも不思議です。