18:00
25.1 km
2762 m
針ノ木サーキット(反時計)➕爺ヶ岳
針ノ木岳・スバリ岳・船窪岳 (長野, 富山)
2025.10.12(日) 日帰り
爺ヶ岳の朝日を見に行ったんですが、早朝はガスが酷く見られなかったです。 満足感がなく体力もまだ有り余ってた為、体力次第で行くと決めてた針ノ木サーキットの反時計回りを行きました。 途中でガスも無くなり快晴、紅葉がとても綺麗でした。 晴れてくると、見えてくるのはこれから登頂予定の山々、地図を見ながら笑顔だった顔は徐々に絶望に染まっていきました。 サーキットは反時計回りに来ることを想定していないような感じで岩に書かれてるルート案内のマーキングが反時計だと見えず、ピンクテープも所々反時計だと見えない場所に設置されており何度か遭難してしまいました。 頭の警鐘に従い、引き返してルート案内を探し出し進みました。 稜線はとても風が強く寒かったです、長い休憩をすると冷やされる為、こまめな小休憩で行きました。 半分ほど進むと圧巻な紅葉の景色も上から見る黒部ダムも感動する余裕すら無かったです。 サーキットの山々を踏破し下山を開始すると雨が降りました。 危険な下山時で雨、そして夜のため、滑落と大怪我はしないようペースを意図的に下げて慎重に進みました。 あとは下山だけ、これが1番長かったです。 何度も道を見失い、沢を幾度も超え、ロープを下り、ヘッドライトに群がる虫、ぬかるんで滑りやすい登山道... 誰もいない夜の登山道を泣き叫んでたんですが次第に精神が崩壊し黙々と歩み、無事怪我や転倒もなく下山できました。 帰って思う事は人間、精神死んだ方が達成できる事多いのではないかという事です。 あと反時計は時計回りで道を覚えてから挑戦した方がいいかもしれません。