06:02
5.2 km
764 m
性懲りもなく雪の釈迦ヶ岳
釈迦ヶ岳 (三重, 滋賀)
2026.01.04(日) 日帰り
大峯奥駈道から戻って昨日は、友人と食事に行ったりして、のんびりしていたのですが、まあね、ほら、雪降ったじゃないですか? 今朝起きたら、まあ連休最終日で暇だし、かる~く雪山登ろうかなと思い立ってしまいましてね。年末に買ったワカンのテストをしたいしね。 ということで、夜が明けたぐらいに家を出て、途中ですき家の朝定食を食べ、藤原岳に行ってみたのですが、もう駐車場はすっかり満車で、そこら中に登山者がいる。完全に出遅れた。こんな状態で登っても、すでに雪は踏まれていてワカンの出番はないので、テストにならない。 そこで、行き先を変更して釈迦ヶ岳に。釈迦ヶ岳は鈴鹿に雪が降ると、真っ先に白くなる山なので雪も多かろうと。 結論としては、雪が積もると非常に危険な状態になる山でした。なんなら霊仙山より危なかった。細い尾根筋を登り、両サイドは滑落したら死ぬレベルで、尾根の途中にコブがあったりして、迂回するか乗り越えるか、夏道が見えない状態では判断をミスしたら詰む。 踏み跡もなく完全に自力でラッセルして道を切り開いてました。最後の尾根で他のルートから来た人の踏み跡を見つけましたが、それ以前は動物のものか、人間が数日前につけたものかわからない程度の跡しかなかったです。雪に埋まったロープを掘り起こしたりする必要もありました。 釈迦ヶ岳の北山経由のコースは、一般登山道の顔をしていますが、それは案内とロープが豊富だからであって、地形的には御在所で比較すると、一の谷新道などを越えてますね。 まあ、生きて帰ってきたわけですが、ノーミスというわけには行きませんでした。 登り1時間ぐらいで、先日買った、一般道用のゴム製のスノースパイクはピンが1個飛びました。やはり登山の負荷には耐えられないようです。ただ、雪の付着はほとんどないため、歩きやすくはあった。耐久性がないのが惜しい。 雪が深くなってきてからワカンを装着しましたが、気に入りました。浮力は私の安物のスノーシューと変わらないぐらいで新雪ラッセルにおいては気休めですが、ストラップで固定するので多少遊びがあり、雪の下の岩や木の根などで傾いても、足首がひねられるような負荷が少ない。また、輪の隙間から雪が落ちてくれるので足が重くならない。効果はそこそこですが、邪魔になりにくく、雪の低山では確実にスノーシューより便利ですね。 しかし、下山中、だいぶ雪が少なくなったので、ワカンを外してから、あと少しで終わりというところで転倒を喫してしまいました。濡れた木の根で足が滑り、木を手で掴んでいたものの、勾配が急すぎて支えきれず、諦めて滑り台状態になった木の根の上に尻もちをついて滑り降りる羽目になりました。ゆっくり尻もちを着いているし、ザックの下の方につけているフォームマットがクッションになったので無傷ですが、屈辱です。今年、立山縦走、西穂高、大峯奥駈道など難易度の高いルートを長距離歩いても1回も尻もちなどつかなかったのですが。 登山中に尻もちを着くとかいうのは技術の未熟を示すヒヤリハット案件なので、怪我がなかったからとか、なんとか帰ってこれたとか言っても、山行としては失敗だと思っています。 ワカンはできる限り最後まで外さない方がよかったみたいです。また、太い木は掴んでも力が入りづらいので、ウィペットのピックを使うとかした方がよかったかもしれません。 ウィペットといえば、シャフトを雪に深々とぶっ刺す、ピッケルと同じ使い方をしてたら、1回、下段のシャフトが雪の中でスッポ抜けました。すぐに気づいて回収しましたが、やはり、ウィペットもあくまでポールなので、ここまで厳しい雪と急傾斜であれば、もうピッケル出すべきでした。 しかもそんな危険な山行なのに、今朝思いつきで出発したので山岳保険すらかけていなかったです。これも考えてみると大問題です。 大峯奥駈道を突破して、調子こいてたみたいです。玉置神社でいただいたご利益は、今回のミスで事故を起こさなかった分でたぶん使い切りましたねw 今後はもうご利益も残っていないので、より慎重に今年の登山を行いたいと思います。